ファンタジー炸裂!『石破茂』の台風対策⇒ SF小説的な『降雨実験』を真顔で語る…一同苦笑。

魔人ブーのコスチュームがお似合いの『石破茂』は、頭の中もファンタジー一色だった。台風被害の対策として、SF小説ばりの空想的な理論を振りかざしている。しかも、自身の束ねる派閥の公式サイトに、堂々と掲載しているのだ。政治家のオフィシャルな発言は、軽い弾みの思い付きではいけない。ましてや、実行に移す気配もないのは論外だ。

もんろううぉーく さん

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■『空想娯楽』な台風対策を打ち出したけど、本気?!

(その1)退役潜水艦を20隻も使い海面水温を下げる

自由民主党の派閥。
水月會とも書く。通称は石破派。

近年の大型台風の頻繁な発生は、海水面の温度上昇が原因のひとつとされていますが、潜水艦20隻にポンプと送水管を装着して水面下数十メートルの低温の海水を海面近くに放出することで海面の水温を下げる技術は、三重県桑名市の会社が既に特許を取得しているそうです。

現在自衛隊の保有する潜水艦は20隻少し。
退役=役目を終えた、潜水艦を20隻揃えるには
60隻に増強する必要が出てくるのだが…
そんな予算はどこからひねり出せるのか???
(※ちなみに、米軍で保有の潜水艦は71隻)


続く発言から、空想を真顔で語る
現実性のない話ということがわかる▼

武装を撤去した各国の退役潜水艦が共同して地球と世界人類のために活動するような構想は、子供の頃に夢中で読んだ小沢さとる先生の「サブマリン707」や「青の6号」をどこか彷彿とさせます。

理科は全然ダメだけど、SFや鉄道は大好き、というようなオタクさんにありがちな発想ですな。


https://twitter.com/gonsukejii/status/1283293508791529473

頭湧いてるわ


https://twitter.com/BRIG39R6MbCCS2S/status/1283296114121166848

石破氏が某A庁超官だった頃、担当者として情報ブリーフィングに列席したことがある。そこで我々が某国潜水艦基地に関して報告していたところ、石破超官が突如「サブマリン707」の話を始め、そしてそれが延々と続いたのには、正直、かなり引いた。


https://twitter.com/kyuhzaemon/status/98877512934899712

痛々しいことに、少年時代の夢物語と政治の世界を混同しているようだ。

▼気象庁の指摘では、石破理論がうまくいく保証なし

近年、台風の発達及び最大強度は海面水温よりはむしろ海洋表層の蓄熱量(海洋貯熱量)と密接な関係にあることがわかってきた。

台風被害を減らしたい一心なのかもしれないが
あ・く・ま・で、『空想』に過ぎないし、
情報が古かったのでは?

(その2)安全性に疑問符のつく…【人工降雨】の利用

雨を降らせる核となる粒子をミサイルで台風に打ち込むことによって、雨を早めに海面に降らせてしまうことも技術的には可能なのだそうで、中国では既に行われているとの指摘もあります。

このような、台風を制御する技術は過去に多くの科学者たちが真剣に検討してきたことなのでしょうし、今日まで具体化がなされていないのには当然それなりの理由があるのでしょうが、荒唐無稽と片付けることなく、ここでもう一度検討してみる価値は大いにあるように思います。

▼中国では既に実用化!人口降雨の技術とは?

人工的に雨を降らせるためには「雨雲を作る」仕掛けか、もしくは「雨雲から任意に雨を降らせる」仕掛けを用意できればよいのです。現在主に研究されているのは、後者の「雨雲から雨を降らせる」仕組みです。雨粒の「種(シード)」になるものを雨雲の中に散布することで雲粒を雨粒に成長させるので、「シーディング」と呼ばれます。シーディング法で使う「種」は、冷たい雨雲と暖かい雨雲で異なります。

 冷たい雨雲では、ドライアイスやヨウ化銀が使われます。

ヨウカ銀?なになに?カラダや環境に悪そうな名前…。

https://twitter.com/r_cacco/status/370125524141502464

2.危険有害性の要約
GHS分類
分類実施日
(物化危険性及び健康有害性) H28.03.18、政府向けGHS分類ガイダンス(H25年度改訂版(ver1.1))を使用
GHS改訂4版を使用
健康に対する有害性 生殖毒性 区分1B
追加区分:授乳に対する、又は授乳を介した影響
特定標的臓器毒性
(反復ばく露) 区分1 (皮膚、甲状腺、呼吸器、全身毒性)
分類実施日
(環境有害性) 環境に対する有害性はH18.3.31、GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)を使用

環境への悪影響はないのだろうか…
人間の力で『天気』を操るなんて。
空も海も繋がっているわけだし、
特定の国の利害において簡単に使える技術ではない。

▼昭和22年(米)ハリケーンを弱める実験の結末は…

熱帯低気圧をコントロールしようとする試みは、昭和22年(1947年)10月13日に、大西洋を北東進しているハリケーンに対して、飛行機からドライアイスを撒くという方法で行なわれました。しかし、実験後、ハリケーンは勢力をもりかえし、へアピンターンをして10月15日、アメリカのジョージア州に上陸して大きな被害を出したため大問題となっています。

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