【極悪】セクハラ面接に性被害もみ消し…朝日新聞に「女性の人権」を語る資格はない

「女性の人権をアピールする新聞社」としてイメージ戦略を図っている朝日新聞。しかし、内部ではとても女性の人権が守られているとは思えないような事案が起こっていた。

圧倒的みかんちゃん さん

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▼「男女平等」をアピールする朝日新聞

女性活動家やフェミニスト人権派などの声を大きく取り上げ、「人権意識の遅れた日本に”男女平等”を教えてやる」みたいな姿勢を取る朝日新聞。

 朝日新聞社は1日、「朝日新聞社ジェンダー平等宣言」を発表しました。ジェンダーは、社会的・文化的に作られる性差で、性別による役割分担の意識、社会の仕組みをいいます。本社は、報道や事業を通じた発信と、その担い手のジェンダー平等をめざします。

日本は、先進国では他に類を見ないほど男女の格差が開いています。すべての国連加盟国が2030年までの達成をめざすSDGs(持続可能な開発目標)に賛同するメディア企業として、17分野の目標の一つ「ジェンダー平等の実現」に向け、具体的に取り組みます。まずは、朝刊掲載の「ひと」欄と本社主催の国際シンポジウム「朝日地球会議」を、達成度を測る指標とします。

上から目線が過ぎる

・「男女平等」を謳い、逆に女性の自由を奪う記事も

男の子からモテたいと思う女の子の純粋な気持ちを「男女差別だ!」と一刀両断。

東大男子と他大女子で構成される、いわゆる「東大女子お断り」サークルを槍玉に挙げた記事。

たしかに東大女子が断られる正当な理由は見当たらないが、「この環境がいい!」と思って入会した男女の気持ちは考えなくて良いのだろうか?

・「セクハラ大臣」と印象操作し、政権批判に利用

知名度も人気もある麻生大臣に「セクハラ」というイメージを植え付けた朝日などの大手メディア。

何かにつけて「人権!差別!」とうるさい朝日。

しかし、表向きは”女性にやさしい新聞社”を装っているが、内部ではそのイメージを揺るがす大事件が起きていた。

▼女性記者の性被害を”揉み消し”、退職に追い込む

仕事先にも関わらず、会社は彼女に寄り添うことなくむごい仕打ちをし続けたという。

退社理由は「同業の妻が仕事で性被害を受けたが、会社がまともに対応してくれなかったため」だとブログで明かしている。

https://twitter.com/makiuchi_shohei/status/1278603069102555136

2006年の入社以来、朝日新聞の記者として、たくさんの方にお世話になりました。ありがとうございました。退社の理由について少し書きます。

 私のパートナー、ウネラも朝日の記者でした。私とは同期入社です。そのウネラが、取材相手から性被害を受け、勤務先の朝日新聞社からも不当な扱いを受けたことは、先日このブログで紹介しました。

ウネラさんが受けた性被害の内容については、生々しい表現が含まれているため割愛させていただきます。

私たちはウネラの性被害への対応について、朝日新聞社に話し合いを求めたことがあります。昨年2月のことです。被害当時の会社の対応の事実関係を確認すること、当時の対応のどこに問題があったか検討すること、などを求めました。

結果として数か月後、会社から「性被害の事実はあったものの、社としての対応に問題はなかった」との回答を受けました。私たちは納得がいかず、再調査を求めましたが、却下されました。

 交渉中の会社の対応は到底誠意を感じられるものではなく、ウネラの精神は痛めつけられました。最終的には、自力で会社からのメールを開くことが困難なほどの状態になりました。

 こうした経緯で、ウネラは昨年11月に朝日新聞社を退社しました。ウネラが退社した日、私自身も近い将来に辞めることを決めました。当たり前です。自分の家族を不当に扱った会社のために、働くことはできません。

淡々とした文章ながら、読んでいて胸が苦しくなる。

夫婦で苦しんだ末に出した結論だ。朝日はいったい彼女(と彼)にどんな不誠実な対応をしたのだろうか?

・加害者のいる場所への取材を続行させた

加害者のいる取材先に向かう苦痛は計り知れない。

しばらくして伝えられたのは、「とりあえず宿舎を移れ」ということでした。チームと同宿のホテルを出て、兵庫県内の別のホテルに荷物を移しました。なぜ被害を受けた私がこっそりホテルを出て行かねばならないのか、納得がいかない気持ちでした。被害を受けてからしばらく、食事がのどを通らなくなりました。

被害を受け、別のホテルに移動してからも、私は加害者のいるチームの取材を続けさせられました。担当のデスクは「取材はできる範囲でいいから」と配慮めいたことを言いましたが、私には続行を命じられること自体が驚きでした。

大事な社員を危険に晒す会社って…

・「この件の処理は終わりだ」と事件を”揉み消し”

それらの仕事もすべて終わった8月の終わり、事件の処理について静岡総局長から説明を受けました。

「学校側は全部認めた。学校から当該の選手らに聞き取りを行い、本人もすべて認めたそうだ。で、学校側は僕の前で謝った。相手は未成年だし、未来がある。この件の処理はこれで終わりだ。」

と、総局長は私に告げました。私の返答を待たず、総局長は9月以降の人事の話を始めました。

この上司すごいな、人の心がないのか?

・人事異動で”傷口に塩を塗る”ような仕打ち

もう我慢の限界はとっくに超していた。

秋からは県警キャップ(事件担当の責任記者)をやってくれ、とのことでした。

私は、この高校野球での性被害の前に、警察官からも性被害を受けていました。その際は、私自身が県警の取り調べを受けた上で、当該警官は事実関係を認め、依願退職しています。

総局長はそうした経緯を知っていたにもかかわらず、私に県警キャップを命じました。傷口に塩を塗るような話です。

これもうわざとでしょ…

もう、ほとんど目の前で話されていることが信じられないレベルでした。ちなみに、上司が私を県警キャップにする理由は「引き受けられる人が君しかいない」「君のキャリアのため」ということでした。

私はそんな「キャリア」を求めた覚えは、一度もありません。

結局2カ月あまり踏ん張ったものの、10月には精神科、心療内科に通うようになり、仕事を続けることはできませんでした。

彼女の「キャリア」は朝日の不誠実な対応によって奪われたのだ。

・精神を病み、退職を余儀なくされる

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