しばらくして伝えられたのは、「とりあえず宿舎を移れ」ということでした。チームと同宿のホテルを出て、兵庫県内の別のホテルに荷物を移しました。なぜ被害を受けた私がこっそりホテルを出て行かねばならないのか、納得がいかない気持ちでした。被害を受けてからしばらく、食事がのどを通らなくなりました。

被害を受け、別のホテルに移動してからも、私は加害者のいるチームの取材を続けさせられました。担当のデスクは「取材はできる範囲でいいから」と配慮めいたことを言いましたが、私には続行を命じられること自体が驚きでした。

大事な社員を危険に晒す会社って…