タクシー運転手の仕事は、タクシーに乗っていただいたお客様を目的地まで安全に送り届けることです。タクシー運転手には、個人タクシーとタクシー会社に雇用されるという2つのパターンがあります。タクシードライバーは全国で約41万人ほどおり、そのうち個人は4万人程度と全体の1割程度です。
基本的な業務としては、まずはお客様を探します。主には「流し営業」と呼ばれる、街中を車を走らせてお客様を拾う方法です。または駅やホテル、イベント会場などのタクシー乗り場で並んで、お客様を拾う方法もあります。いずれにせよ、お客様を乗せた後に目的地・経路を確認、安全運転に勤め、目的地に到着したら運賃を受け取り、乗務記録をつけます
タクシーやバスのように料金をもらって車にお客さまを乗せる場合には、「第二種運転免許(タクシーの場合は普通自動車第二種免許)」の取得が法律で義務づけられています。タクシー会社によっては、普通自動車第二種免許取得の費用を負担してくれるところも。普通免許はMTとAT限定があるのが望ましいですが、AT限定でも受け入れてくれる会社も多くなっています。
タクシードライバーとして働く上で必要な「第二種運転免許」を取得するためには、普通自動車免許を取得後3年以上経過している必要があります。普通自動車免許の取得が可能になるのが18歳ですから、そこから3年プラスした21歳以上でないとタクシードライバーになることはできません。
東京(東京都特別区・武蔵野市、三鷹市)、大阪、神奈川(横浜市、川崎市、横須賀市および三浦市)のタクシー会社で働く場合には、「タクシーセンター」といわれる場所で講習を受け、地理試験に合格する必要があります。
地理試験は道路や交差点の名称、建造物、駅の所在などに関するさまざまな問題が出され、比較的難易度は高めです。
各タクシー会社では独自の問題集などを用意して、研修生をサポートしているようです。
地理試験に合格すると、さらに健康診断や接客・マナーなどの研修を受けて、いよいよデビューとなります。
隔日勤務制は、もし体力があり夜通し働いても苦にならないようであれば、まとまった自由な時間をたくさん確保できる
タクシー業界には様々な大きさの会社が存在します。大手のタクシー会社であれば規模の大きい分、福利厚生や研修制度などが充実している傾向があります。また、お客様からの知名度も高いため、無線配車の数が多いところがメリットです。その一方で、求職者からの応募も多く、採用されるまでが狭き門になっている場合もあります。
給与面に重きをおいて考えるのであれば、歩合率が高い会社を選ぶのがおすすめです。タクシードライバーの収入は基本的に歩合制なので、歩合率の高さによって売り上げから得られる給料が変わるのです。
タクシー運転手を長く続けていると車が故障したり予想もしていなかった事故に遭遇することもあります。そのような非常事態にしっかり対応できる会社なら働いていて安心です。
もちろんそうした事態にならないのが一番なのですが、車の整備施設と連携していたり万一の事故の際は補償があるなどバックアップがきちんとした体制になっていれば、いい仕事にもつながります。
都心に営業所があると車庫を出てからすぐに利用客と出会える可能性が高くなり、効率よく稼げるというメリットがあります。郊外だとスタートダッシュがどうしても遅れてしまうのです。
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