日々の強力な紫外線によって外壁や屋上の塗装は徐々にはがれやすくなり、雨水の侵入によってさらに劣化が進行します。
このような劣化は築10年前後から気になるようになってきます。実際に国土交通省もマンションの大規模修繕(1回目)について、築12年を目安に行うよう通達を出しています。
マンションで大規模修繕を行う理由は?おすすめの業者について まとめ
マンションは木造一戸建てのように頻繁なメンテナンスは必要ありません。
コンクリート造りなので、修繕すら必要ないと思っている人もいるかもしれませんね。
しかし、マンションも「家」であり消耗品です。
今回はマンションの大規模修繕についてまとめてみました。
住民が快適に住み続けられる環境を確保し、また資産価値を維持するために行う修繕工事や、マンション設備の性能向上のために行われる改修工事のことを指します。
これらの工事は時期を合わせてまとめて行われることが多いため、「大規模修繕」と一般的に呼ばれます。
防水材や塗装材、また外壁に使われているタイルなど、マンションの各部に使用されている部材には、メーカーによって10年前後の保証期間がついているのが一般的です。
この期間中に不具合があっても、メーカー責任ということで無料または格安料金で補修できます。
そのため、10年以上経過し、劣化が目立つようになる時期ということで12~15年間隔での大規模修繕が行われることが多いのです。
1985年の創業時は塗装業を中心としていましたが、1990年からはマンションやビルの修繕を主として事業展開しています。
大規模修繕工事に特化しているため、建物診断→工事計画→施工→アフターメンテナンスまで一貫して自社で行うことができ、適正価格の工事が実現するところもポイントです。
1961年の創業から、修繕工事を専門に手掛けてきた会社。大手ゼネコンから高い技術力を買われ、長年下請けとして高品質な施工を提供してきました。現在は、元請けとして仕事を受注しており、高品質はもちろんのこと、顧客目線に寄り添った柔軟な提案力も評価されています。引き渡し後のアフターフォローも手厚く、信頼できる施工会社です。
創立から何十年と経つ今も、年間50棟の施工を手掛けている会社。大手ゼネコンの下請けとして受注を受けていた実績があり、施工のクオリティには大きな自信を持っています。その高いクオリティの維持に欠かせないのが、創業以来受け継がれ、更新され続けている「現場マニュアル」です。スタッフ全員が共有し、施工に必要な技術や知識のレベルを揃え、どの工事でも高品質の施工ができるように務めています。
大規模修繕の業者だけで調べてみても、かなりの数があります。
地域に特化した業者もあれば、手広く行っているところもあるのです。
それぞれ特徴が異なるので、しっかりと比較をしてどこに依頼するべきなのかを見極めてください。
「修繕」とは、経年や何らかの外的要因によって劣化、不具合が発生した建物、建物の一部、設備、部材などに対して修理や取り替えなどの処置を行って、問題部分の性能や機能を支障なく利用できる状態にまで回復させることを言います。回復の度合いは応急処置的なレベルのものではなく、建物の建設当初の水準にまで戻すことが目標となります。
修理とは傷んだり壊れたり悪くなったりした部分に手を加えて、再び使用できる状態にすることです。
ここでのポイントは、『理』という漢字にあるように「理にかなっていること」が重要です。
つまり、なぜ壊れてしまったのか問題点を発見し、原因を潰して再発が起きないようにするところまでが「修理」の意味になります。
『修繕』は壊れる前の状態になるべく戻すときに比較的使うことが多く、『修理』は再発防止まで含めたときに使われます。
修繕が住宅などの文章に使われることが多いのは建前の傷みや壊れなどの不具合は経年劣化による原因が非常に多いため『修繕』が適していると考えられます。
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