中古車は値引き出来るのか

中古車は新車よりは値段下がるとはいえ、決して安い買い物ではありません。
新車はディーラーで値引き交渉ができますが、中古車はどうなのでしょうか?
まとめの中で、値引きの可否とコツを解説していこうと思います。

FC2USER667979UMO さん

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現金とローンはどちらがおすすめ?

新車よりも、リーズナブルに購入可能な中古車ですが、とはいえ現金一括購入が難しい場合は、カーローンを組んで購入することになります。

値引き交渉において、このカーローンによる購入より「現金一括購入時の方が有利だ!」と、勘違いしている方が実に多い。

結論を言うと、現金一括よりもローンを組んだ方が、大きな値引きをゲットできる可能性が増します。

実は、中古車販売店は信販会社などと提携しており、例えば「A信販会社」の提供ローン金利が5%だとすると、中古車販売店は数%を手数料として上乗せ、ユーザーに紹介・手続きを代行します。

この手数料を、業界ではローンバックと呼びますが、ユーザーが組んだローンが仮に8%、信販会社金利5%で販売会社手数料が3%だった場合、合計200万円の中古車を5年ローンで購入したケースでは、計算上「16万9千円」近くの手数料収入が、販売店にもたらされます。

ローンバックは、些細な代行作業のみで、簡単に多くの利益を中古車販売店にもたらすため、「現金一括で買うから値引きして?}が、今や全く通用しないことをよくご理解いただけたと思います。

値引き交渉の方法

中古車を購入する際には、中古車販売店のほうで、必ず支払総額がわかる見積り書をつくってもらいます。
この見積り書には、中古車購入にかかる費用の内訳が記載されているので、何にどれだけの費用がかかっているのかを確認するためにも、詳細にチェックしておきましょう。
見積り書の中には「代行費用」などという項目が含まれています。
代行費用は、主に、名義変更などの手続きを代行してもらうのにかかる費用ですので、支払総額を抑えたければ、自分で手続きを行ってみましょう。
特に車庫証明は、自分でも簡単に取りに行くことができ、お金もそれほどかかりませんので、可能な限り自分で取るようにするとお得です。
また、下取りをしてもらう際には「下取車手続代行費用」という項目がある場合もあります。これは下取りに出された車を、一旦中古車販売店の名義に変更するときにかかった費用となります。新たな手続きが必要ないのであれば、ここはカットしてもらえるよう、担当者に申し出てみましょう。

ディーラー系中古車店では、メーカーの傾向を掴もう

色々な中古車を扱う業者ではなく、自車のメーカー品のみを扱うディーラーではそれぞれ交渉する際のコツがあります。

たとえば、トヨタではライバルの多いSUVなどの車種を他メーカーと迷っているという風に交渉すれば値引きがされやすいといわれています。

逆に値引き交渉が難しいのは、日産、マツダなど。
交渉に応じてくれやすいのは三菱やホンダなどの情報があるので参考にしてみて下さい。

また、値引き交渉をする時には
・購入する意思を明確に提示すること
・値引きしてくれたら迅速に契約したい意思を見せること
が、大切です。

たとえば、「こういった理由で車を早く購入したい。」「必要書類は揃ってるので希望価格に近づけてくれたらここで契約したい」というような感じです。

もしも値引きしてくれなくても、お店によってはオプションなどサービスをしてくれることもあるかもしれないので、聞いてみるといいかもしれません。

今回は中古車の割引について解説しました。
気になる車をみつけた場合は、似たような状態の車の価格も調べておいて交渉しやすくするのがおすすめです。

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