インカムゲイン(運用益)とは、資産を保有することで安定した現金を継続的に受け取ることのできる現金収入のことをいいます。資産には、銀行預金や利付債券の受取利息、投資信託の収益分配金、株式では企業から受け取る配当金などが挙げられ、不動産投資の場合は家賃収入がこれに当たります。
不動産投資初心者のための基礎知識「インカムゲイン」「キャピタルゲイン」とは何か
不動産投資について勉強すると「インカムゲイン」「キャピタルゲイン」という言葉が出てくると思います。初めて聞く人にとっては何のことかよくわからないですよね。今回はインカムゲインとキャピタルゲインの意味、特徴などをまとめました。
インカムゲインは1回あたりの収入金額は大きくありませんが、毎月決まった金額を長期にわたって継続して得ることができます。
インカムゲインを利用した資金運用は安全です。安全とは、損をする可能性が限りなく低いということです。不動産賃貸は、突然地震が起きて不動産が倒壊でもしない限り必ず利益となります。
不動産投資を行う場合の一番のリスクは空室リスクです。持っている物件に入居者が付かなければ家賃収入を得ることが出来ません。特に利回りが高い物件は空室リスクも高いエリア(駅から遠い、忌避施設が近い等)であることが多いので、賃貸需要のあるエリアの物件を購入することが大事です。
資産を売買することで得られる利益を指すのです。
株式の売買
投資信託や債券など
不動産の売却益
FXでの取引利益
キャピタルゲインとインカムゲインの大きな違いは、資産の売買が必要かどうかできまります。
たとえば、築年数の浅い新しいマンションで駅に近い物件であれば、競争力を維持しやすいため、維持管理のコストも抑えられるため、長期の保有も考えられます。一方で、古くて駅から遠いアパートの場合、維持管理コストもかかり、長期間の安定的な収益を見込むことが難しいことから、早急に出口を考えることが必要です。また、不動産市場が高騰している局面では、早めに売却することで、キャピタルゲインとしての利益を確定する方向に切り替えるのも有効な手といえます。
キャピタルゲインによる利益を狙った場合、大きな利益を得られる可能性がある一方で、投資元本自体が減ってしまうため、損失を被るリスク及び金額が大きいことが特徴です。
現在、多く行われている不動産投資は、建物を建てて家賃収入を得るというスタイルです。
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