たとえば、築年数の浅い新しいマンションで駅に近い物件であれば、競争力を維持しやすいため、維持管理のコストも抑えられるため、長期の保有も考えられます。一方で、古くて駅から遠いアパートの場合、維持管理コストもかかり、長期間の安定的な収益を見込むことが難しいことから、早急に出口を考えることが必要です。また、不動産市場が高騰している局面では、早めに売却することで、キャピタルゲインとしての利益を確定する方向に切り替えるのも有効な手といえます。