身体活動に使われずに余ったエネルギーが、脂肪として体内に徐々に蓄積すると肥満になります。脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があり、糖尿病では特に内臓脂肪に注意を払う必要があります。内臓脂肪がたまると善玉ホルモンであるアディポネクチンが減少し、悪玉ホルモンであるTNF-αやMCP-1といったホルモンやサイトカインが増加します。悪玉ホルモンはインスリンの働きを悪くする作用があるため、インスリン抵抗性が起こります。
糖尿病に対して予防効果のあるサプリ紹介
糖尿病は生活習慣病でもあり、発症する人が年々増加しています。
今回は糖尿病の原因や予防効果が期待出来るサプリメントについてまとめてみました。
運動不足は肥満を招き、その結果として上記のような症状から糖尿病を引き起こしやすくなります。現代社会は電車やバス、自家用車などの交通網が発達し、体を動かす機会が以前より減っています。意識して体を動かし、脂肪を燃焼することが大切です。運動すれば内臓脂肪が燃えて減り、肝臓や筋肉の異所性脂肪も減っていきます。
日々の食事で気をつけたいのは「食べすぎ」「早食い」「食事が不規則」「飲酒量が多い」「甘い飲食物を多く取る」などです。加齢によって基礎代謝が低下すると、食べた分のエネルギーを消費しにくくなります。その結果、エネルギーとして使われずに余ったブドウ糖が内臓などに蓄積してしまいます。40歳前後に急激に太ったという人は食べすぎの可能性があります。
血糖値&中性脂肪の上昇を抑える食物繊維
トウモロコシやジャガイモなどから抽出される食物繊維に含まれる成分です。糖分の吸収を抑えるだけでなく、脂質の吸収もカットしてくれるため、血糖値も中性脂肪値にも効果が期待される成分として注目を集めています。
古くから糖尿病予防に使われてきた植物
インドやスリランカなど南アジア原産のつる性植物。古くから、幹や根をくりぬきコップにして使うことで、糖尿病予防など健康維持につながることが知られていました。これが科学的に証明されたのは、ほんの10数年前のことです。
小麦から抽出された安心のトクホ
文字通り、小麦の水溶性タンパク質から生成される成分が、小麦アルブミンです。日清製粉をはじめ長田産業や横浜市立大学など、産官学連携により開発された成分です。
発症して何年経ってもインスリンの補充だけで血糖値を一定に保つのが難しいのはあたりまえです。健康な人の場合、膵臓が自動的に行っていることを、1型糖尿病の患者は血糖値と食事を見て、自分で考えながら行っているのですから。また、血糖値を上げる要因にストレスがあります。「がんばっているのに・・・」と言われていますが、無理に運動をしたり、食べる物を我慢したりしてストレスを溜めていませんか?
医学では血糖測定をし、その値を参考にしてインスリンを注射やポンプで補充するというのが一般的な対処法です。いつまでと言われれば、医学が進歩してインスリン補充以外の根本的な治療法が見つかるまでということになります。今述べたようにインスリン注射は補充ですから1型糖尿病が治ることはありませんが、インスリン補充で血糖値のコントロールをしながら対処していけば、発症前と同じように日常生活を送ることはできます。
もちろん、外食OK、ケーキも食べてください。
基ただし、毎食、毎日食べ続けるのはやめた方がいいでしょう。1型糖尿病ではなくても、外食や甘いものを多く取ることは良くないですからね。
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