身体活動に使われずに余ったエネルギーが、脂肪として体内に徐々に蓄積すると肥満になります。脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があり、糖尿病では特に内臓脂肪に注意を払う必要があります。内臓脂肪がたまると善玉ホルモンであるアディポネクチンが減少し、悪玉ホルモンであるTNF-αやMCP-1といったホルモンやサイトカインが増加します。悪玉ホルモンはインスリンの働きを悪くする作用があるため、インスリン抵抗性が起こります。