仲介手数料を得ることを目的に、賃貸物件を紹介する仕事。カウンターセールスが基本となります。
具体的には、扱っている物件に空室が出たら、入居者を募集するため、広告作成からはじまり案内、契約、引渡しまで担当します。

カウンターに来る方は、物件を探している方ですので、ご案内しやすいことも特徴です。

これまで取引をしたことがある管理会社を巡り、情報媒体掲載前の未公開情報を獲得してくることも重要な業務となるでしょう。

そして物件情報が集まったなら、次は手持ちのお客さんへの情報提供を行わなければなりません。

お客様がどのような金額でお部屋を借りたいのか、通勤通学はどうされるのか、どんな大きさのお部屋に住みたいのかをしっかりと聞いて、物件をご紹介します。
そして気になる物件があれば、そのままお連れしてお部屋をご案内します。
いくつか見て回り気に入っていただけたら、契約いただくという流れです。

１つ目は、具体的に分かり易く説明できるスキル。

池上彰さんを見ていると難しいことを分かり易く説明できる人に人気が集まるのがよく分かる。
ただ、それにはベースとなる不動産の知識を高度なレベルで自分のモノにしておかないと顧客にはやさしく説明できない。

なので、専門用語が多い不動産の業務を実務面まで落として自身で細かいところまで理解しておくようにしたい。

多くの不動産会社では、まったく専門知識がない人が営業職として配属され、入社後に研修や実務を通して勉強していく形をとっています。

ただし、不動産取引には建築や金融、保険に関する各種法律が絡んできますし、それらに関連する専門用語もたくさんあるため、専門的な勉強は必須です。

認知度の高い国家資格である宅地建物取引士。よく『宅建』と呼ばれていますね。

この資格が求められる理由としては、大きく分けて2つあると考えられます。

ひとつは、不動産会社では5人に1人の割合で、設置が義務付けられていること。
もうひとつは、『物件に関する重要事項の説明』『説明書への記名・捺印』『契約書への記名・押印』という、独占業務を持つことです。

質問は会話のきっかけになりますが、会話を進めることができなければ意味がありません。そこでおすすめするのが「広がる質問」です。

たとえば、家族構成は住まい選びに重要な情報ですが、唐突には聞きにくい質問でもありますので、まずは希望の間取りや部屋の使い方を伺い、その中で家族構成や要望を確認して提案をしていきましょう。

お客様に好印象を与える人柄でなくてはなりません。「あそこの店の担当者は丁寧で安心して部屋探しを任せられる」と思わせる力と、より希望に近い物件を探し出す力が必要です。お客様の希望条件を無視し、家主や貸主からの広告料（個人バック）が高い物件ばかりをおすすめしてくるような人もいます。

不動産に限りませんが、電話対応において問題となるのが「暗くモゴモゴとした口調」で、「面倒くさそうに応対された」というのは、お客様に不満を与えてしまう要因の一つと言えます。
電話では相手の表情が見えないので、声の第一印象が大切になります。

「安心して外出できる」というのが何よりのメリットです。普通は有料サービスになる、リアルタイムのメール連絡も大変助かっています。

入居者からの問い合わせについても、一次的に対応しているサービスもあります。

例えば、未納賃料の問い合わせ、トラブルなど緊急の電話などについても対応している電話代行会社もあります。