女性は特に要注意!様々な不調を招くクーラー病対策

夏になると、クーラーを使わずにはいられませんよね。
でも、そのクーラーが原因で様々な不調を引き起こしてしまうことがあるんです!
これからの季節注意したい、クーラー病について説明していきます。

Quadret さん

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耐えられない猛暑、手放せないクーラー

ここ数年は早いうちから気温が高くなったり、猛暑日が続いたりと暑さの厳しさが目立ちますね。

長期予報の段階ですが、今年の夏(6月~8月)は高気圧に覆われやすく、全国的に平年より気温が高くなる予想です。
最高気温が35℃を超える猛暑日も多くなる見通し。

2018年の夏も、どうやら暑さが厳しくなりそうです……。
そうなると欠かせない存在になるのが“クーラー”。

暑い外からクーラーの効いた室内に戻ると、本当に生き返りますよね!
でも、そんなありがたい存在のクーラーも、使い方を間違えると様々な体の不調を引き起こしてしまうことがあるのです。

なんでこんなに体の調子悪いんだろ〜と思ったら、今年はクーラー付けっぱなしているからかも?
どうにも身体に合わない風なんだよねえ 不思議

調子悪い。体調。寝こむほどじゃないけど。なんだか。肌もお腹も。クーラーのせい???

こんなふうに、クーラーにあたることで体の調子が悪くなってしまうことを“クーラー病(冷房病)”と言います。

ところが、夏はクーラーがガンガンに効いた室内と灼熱の屋外を行き来するため、体温調節が環境の変化に追いつけなくなってしまいます。

その結果、自律神経の働きが乱れてしまい、クーラー病と呼ばれる症状を引き起こしてしまうというわけです。

人によってさまざまですが、主に女性に多く見られ、手・足・腰など身体の冷えを訴えたり、生理不順、皮膚のあれ、疲労感、食欲不振、かぜをひきやすい、頭痛、咽頭痛、更には腰痛、神経痛・リウマチの悪化など実に多彩な症状が起きます。

暑い室外と涼しい室内の気温差に体が付いていかず、自律神経の乱れを引き起こすことによって、あらゆる体の不調を引き起こしてしまうそうです。

暑いのもしんどいですが、クーラー病の症状に悩まされるのもしんどいですよね。
どちらかというと女性の方がクーラー病のリスクが高いようなので、女性はこの夏要注意です!

クーラー病の予防と対策

クーラー病を防ぐためには、クーラーと上手に付き合っていかなければなりません。
クーラー病を予防して、快適に夏を乗り切りましょう。

■羽織やストールを1枚持ち歩く

会社やお店など、自分で自由にクーラーの設定を変更できないことがありますよね。
そんなときにサッと羽織れる羽織りやストールが一枚あると便利!

肌寒いな…と感じたらさっと羽織れるカーディガンやジャケット。
脱ぎ着するだけで体温調節ができる必須アイテムです。

冷房のきいた場所ではカーディガンや膝掛けなどを使い、肌の露出度が少ない服装を心がけて、冷えから体を守るようにしましょう。

女性はお腹を冷やすのもよくないので、腹巻をするのもいいですよ!
夏向けの薄手の腹巻なら夏服でも響きにくいです。

■体を温める飲み物&食事を積極的に

冷房病や冷え性を予防するには、「体の芯(中心部)を冷やさないこと」が大切です。
その意味で食べ物や飲み物は、重要な意味をもっています。

クーラーの効いた室内で過ごす間は温かい飲み物を飲むようにしたり、そうめんなど冷たい食事が続かないようにしたりして、体が冷えすぎないように気をつけましょう。

体を温める食べ物を摂ることで内臓から温めることができます。
生姜、にんにく、玉ねぎ、ねぎ、チーズ、かぼちゃ等がおすすめです。

飲み物も温かい、生姜紅茶や生姜ココアを飲むようにするといいですね。

■夏でも湯船につかる

体の冷えを取るためにも、夏でも湯船につかるのがおすすめ。
日中、クーラーや冷たい食べ物・飲み物で冷えてしまった体を温めて、しっかり汗をかける状態を保ちましょう。

クーラー病になると自律神経が乱れてうまく汗がかけなくなります。

発汗作用が正常に機能しなくなると様々な体調不良を引き起こすことになります。
夏に「汗をかける体質を維持しておくこと」は非常に重要なことなのです。

クーラー病の改善のためには38度くらいのぬるめの温度で、20分~40分ほどかけてゆっくり湯船につかることをおすすめします。
また、毎日汗ばむくらいまでウォーキングを行うのも効果的です。

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