お茶は、脂肪燃焼のはたらきを助けたり、むくみの解消や脂肪の吸収をおさえるといった効果が期待できます。

もちろん、“お茶を飲んだだけで痩せる”というわけではありませんが、美容作用のあるお茶も多いので、女性には特におすすめです。

プーアル茶には大きく分けて「脂肪を燃焼させる効果」と「脂肪の吸収をブロックする効果」という2つのダイエット効果があります。

中性脂肪を燃えやすくしてくれるリパーゼという酵素を増やす働きがあります。これにより、体内に蓄えられていた頑固な中性脂肪が、燃焼されるための準備の形である「遊離脂肪酸」に変化するのです。

脂肪の分解を促進するカフェインや、脂肪の燃焼を助けてくれるビタミンBなどが含まれており、相乗効果が期待できます。

ルイボスティーにも酵素がたっぷり含まれており、体内酵素を助ける成分も多く含んでいます。
ルイボスティーの酵素効果は代謝酵素の一部であるSODパワーや食物繊維など消化を助け、血行も良くなり基礎代謝を上げます。

ルイボスティーはケルセチンなどのポリフェノールに効果により、
血糖値を下げ、体内に脂肪細胞を作らないようにしていきます。

ルイボスティーには抗酸化作用や抗炎症作用を持つフラボノイドの一種「クリソエリオール」が含まれています。 クリソエリオールは体の血液循環をサポートしながら、コレステロールの減少に効果があるとされ、心疾患にも有効です。

杜仲茶とは、杜仲という種目の木の葉を煎じて作るお茶のことを指します。もともと杜仲は中国で五大漢方薬のひとつとして数えられるほど有名な植物で、漢方としては鎮痛や強壮、利尿などの効果があると考えられています。

メタボリックシンドロームになりやすい食事と杜仲茶を与えたラットと、杜仲茶を与えず同様の食事のみを与えたラットとでは、中性脂肪値など肥満に関する数値に差が出たという実験結果が発表されています。

杜仲茶には、血液をサラサラにする効果があるとされていて、高血圧や高血糖の予防や、コレステロールの減少に良い働きをするとされ、ダイエットティーとしても良く活用されています。

コーン茶には、脂肪排出効果があるのだそうです。黒烏龍茶などでも体に脂肪がつきにくいものがありますが、脂肪を包んで排出する効果のあるお茶もあるのですね。自然の植物の効果は意外に大きいです。

コーン茶には食物繊維がたっぷりと含まれています。このため、お通じを正常化させる働きが見込めるでしょう。普段コーヒーなどを飲まれているのなら、それをコーン茶に置き換えるだけで良いです。自然なお通じが期待できるでしょう。

トウモロコシのひげを用いたコーン茶には実のそれをはるかに凌駕するカリウムが含まれており、利尿効果と塩抜き効果からむくみを取り余計な水分が体から抜けるため、短期間でダイエットができるツールとの評価が高く、それが美容大国韓国で受け入れられたのです。

お茶は基本的にホットで飲むようにし、1日に1リットル～1.5リットルを目安にしましょう。一度に大量に飲まず、カップに注いで1杯ずつ飲むようにします。

お茶の種類によっては、カフェインが強く飲みすぎると眠れなくなったり頭痛を引き起こしたりする可能性があるので注意しましょう。