内藤まろさんに伺った【ヨダか珈琲】のこだわり ~渋谷・原宿からすぐのカフェ~

映像作家の内藤まろさんと、妻で女優の永作博美さんが手がけるカフェ「ヨダか珈琲」についてご紹介いたします。渋谷・原宿からすぐの場所にあり、ほっと一息つきたいとき人向けのカフェです。

FC2USER684936YSS さん

319 PV

渋谷・原宿からすぐ、ほっと一息つきたいとき人向けのカフェ

誰にも見られずどこかで一息つきたい…

コーヒーを飲みながら読書を楽しみたい…

今まで行ったことのない喫茶店に行ってみたい…。

そんな思いを巡らせている人にピッタリなのが、
渋谷区の【ヨダか珈琲】という喫茶店です。

女優の永作博美さん、夫の内藤まろさんがプロデュースをされていることで
知られています。

――場所は渋谷区神宮前。

渋谷というと大都会の印象が強いですが、
ヨダか珈琲がある地域は路地を入っていくため中心街の喧騒は届きません。

まさしく、静かに過ごしたいという人にうってつけの喫茶店です。

映画の味を再現

永作博美さんと佐々木希さんが主演を務めた映画「さいはてにて~やさしい香りと待ちながら」

映画「さいはてにて」の中で、永作博美さんは珈琲焙煎職人を演じています。
役作りのため、豆を入れるタイミングや珈琲の淹れ方などを
珈琲監修のスタッフさんから教わったそうです。

映画を通じて珈琲の奥深さを学び、その経験を活かしてオープンしたのが
この『ヨダか珈琲』なのだそうです。

美味しいコーヒーの淹れ方(映画『ヨダか』より)

実際にお店で飲んだヨダか珈琲です。マグカップにはお店のシンボルキャラクターのヨダちゃんのイラストが。

抽出は珈琲を完成させる最後のステップ。
ここではペーパードリップの方法をご紹介します。
豆の風味をしっかりと、かつクリアに表現できる抽出方法です。

①粉の中心に湯を注ぎはじめます。
500円玉の大きさで、中心から外側にゆっくりと細く注いでください。

②湯を粉に置く感覚で、低い位置からゆっくりと注ぎましょう。
うまく全体に湯が行き渡ると濃いエキスが落ちてきます。

③少量の湯を数回に分けて注ぎます。粉が膨らんだら注ぐのを一旦やめ、
粉が平らになったら再度注ぐ。この作業を繰り返します。

④さらに湯をそそぎます。サーバーに落ちる液体が途切れないように注ぎ、
抽出量に達したらドリッパーを外し、完成です。

《珈琲監修》堀口 俊英
1990年5月、東京都世田谷区にビーズショップ喫茶「珈琲工房HORIGUCHI」を開業。鮮度の高い生豆を重視し、産地の個性が明確な深いローストを追求し、ロースト豆の長期保存のため冷凍保存を推奨するなど、新機軸を打ち出してきた。02年に「堀口珈琲研究所」を開設し、珈琲の栽培、精製と香味の研究のほか、セミナーの運営、開業支援も行っている。スペシャルティコーヒーの生豆の輸入も行い、ビーズショップグループである“LCF”を運営するスペシャルティコーヒーのパイオニアとして活動。主な著書は、「コーヒーのテースティング」(柴田書店)、「スペシャルティコーヒーの本」(旭屋出版)、「おいしいMYコーヒーの愉しみ方」(大泉書店)などがある。

《珈琲指導》二三味 葉子
1997年より、「珈琲工房HORIGUCHI」の堀口俊英さんに師事し、4年間珈琲豆の焙煎を学ぶ。一流の豆と焙煎技術を身に着け、01年29歳の時に、修行先の東京から地元に戻った。能登半島の先端・珠洲市木ノ浦海岸にある祖父愛用の舟小屋を改装し、自家焙煎の珈琲豆販売店「二三味珈琲shop舟小屋」を開業した。今や全国の珈琲通に熱烈なファンを持ち、年間約9トンもの豆を焙く。田舎カフェ&ビーズショップの先駆け的存在であり、スペシャルティコーヒーの世界では、人気実力共に、日本有数の珈琲ショップとなった。現在も、珈琲をただのアイテムとしてだけではなく、一杯の珈琲に人生を捧げる「焙煎職人」として輝いている。

ヨダか珈琲の沿革

店内の写真です。
ホット一息つけるアットホームな雰囲気です。

ヨダか珈琲は2015年10月5日にオープンしました。
原宿のキャットストリートから少し入った、
静けさの残る神宮前六丁目に位置しています。

永作博美さんが主演を務めた映画「さいはてにて」の中に架空に存在した
「よだか珈琲」を再現するところから始まりました。

永作さんは映画のモデルにもなった二三味珈琲さんにも協力を仰ぎ、
表参道の立地に合うカフェとはどういうものか、さまざまな試行錯誤を経て、
新しいメニューなども取り入れた現在の形態を築き上げています。

永作さんの夫である内藤まろさんほか多くの方々の協力のもと、
地元の人々に愛されるカフェになろうと、取り組みを続けています。
内藤まろさんが店内のイラストやグッズのデザイン制作をされています。

「よだか」というと、宮沢賢治の短編小説「よだかの星」を思い浮かべる人も
いるでしょう。名前の由来の一つでもあるそうです。

作中の主人公よだかは醜い容姿を持つため他の鷹たちに「鷹を名乗るな」と
責められますが、故郷を捨て星となり輝き続けます。

ヨダか珈琲も様々なこだわりとコンセプトを持ち、
地域で輝く店舗となっていると思います。

一人でも、友人と一緒でも入りやすいヨダか珈琲。渋谷にお立ち寄りの際思い出してほしい喫茶店です。

『ヨダか珈琲』メニュー

ヨダちゃんの形をしたヨダかクッキーがおすすめです。珈琲のお供に甘いお菓子がよく合います。

お団子に顔がプリントされています。

あんことバターが入ったパンです。

ホイップクリームが程よい甘さで美味しかったです

ジューシーで大きいフランクフルトが絶品です。
温かいスープがセットでつけられます。

ビールやシャンパンなどお酒も飲めます。

  • 1
PR