ヨダか珈琲は2015年10月5日にオープンしました。
原宿のキャットストリートから少し入った、
静けさの残る神宮前六丁目に位置しています。
永作博美さんが主演を務めた映画「さいはてにて」の中に架空に存在した
「よだか珈琲」を再現するところから始まりました。
永作さんは映画のモデルにもなった二三味珈琲さんにも協力を仰ぎ、
表参道の立地に合うカフェとはどういうものか、さまざまな試行錯誤を経て、
新しいメニューなども取り入れた現在の形態を築き上げています。
永作さんの夫である内藤まろさんほか多くの方々の協力のもと、
地元の人々に愛されるカフェになろうと、取り組みを続けています。
内藤まろさんが店内のイラストやグッズのデザイン制作をされています。
「よだか」というと、宮沢賢治の短編小説「よだかの星」を思い浮かべる人も
いるでしょう。名前の由来の一つでもあるそうです。
作中の主人公よだかは醜い容姿を持つため他の鷹たちに「鷹を名乗るな」と
責められますが、故郷を捨て星となり輝き続けます。
ヨダか珈琲も様々なこだわりとコンセプトを持ち、
地域で輝く店舗となっていると思います。
一人でも、友人と一緒でも入りやすいヨダか珈琲。渋谷にお立ち寄りの際思い出してほしい喫茶店です。