「見える」と確信すれば視力は上がる

目は脳と繋がっていることは多くの人がご存じかと思いますが、視力については自己暗示のように意識すれば上がることはあまり知られていません。ここではそんな視力と脳の関係について解説します。

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視力はあくまで主観的なものでしかない

まずは、この文章から目を離し、あなたのまわりをゆっくりと眺めていただきましょう。

何が見えますか? リビングの壁、学校の教室、お昼休みのオフィス、通勤・通学電車やその窓からの景色……。

ここでは、あなたは自分の部屋にいると仮定して、話を進めましょう。

あなたにとってはすっかりおなじみの部屋。壁の色は……ベージュですか? 窓から何が見えますか?

きれいな緑の山、地平線まで続く住宅の屋根、それとも、高層ビルの明かり。

さて、本題に入りましょう。あなたの見ている部屋の壁の色は、あなただけのものです。

つまり、あなたが見ているベージュの壁は、ほかの人が見たとすれば、あなたの感じているベージュとは違う色を感じているはずです。

色に対して敏感な人は、濃いベージュに映るかもしれません。そうでもない人は淡いベージュに見えるはずです。

窓の景色も、視力が高い人は遠くまではっきりと見えて、視力の低い人はぼんやりと、また違う景色に見える。

人は、同じものを見たとしても、 一人一人、見え方は違うのです。「あたりまえじゃないか」と思われる人もいるかもしれません。

でも、同じものを見て、 一人一人の見え方が違うということは、「見る」という行為・体験は、極めて個人的なこと、主観的なことということです。

「視力」という言葉になった途端、急に科学的で客観的な雰囲気になってしまいます。

まして、1、5とか0、3とか、数字で視力を表現すると、主観の入り込む余地はないという感じになってしまいます。

しかし、すでにあなたが、この本の最初の部分で実感してもらえたように、見るということは極めて個人的な行為であり、主観的なものなのです。

ということは、 一見、客観的に思える視力も、実は主観的な数字なのです。ここのところはとても大切です。

″見ることや視力は、主観的なこと″

これが、科学的に視カアップを行う上でのスタート地点です。

気持ちの持ちようで視力は上がる

″視力は主観的″とはどういうことでしょうか。

主観的とは、自分の考えや思いが中心になっている、と考えてよいでしょう。つまり、視力はあなたの考えや思いが反映されている、ということです。

視カ1.5の人は、1.5ほど見たい、見えると思っているのです。0.3の人は、0・3見える、見たいと思っているのです。

もちろん、普段の暮らしの中で「視カ1.5ほど見よう」なんて思って、いろんなものを見ている人はいないでしょう。

でも、無意識のうちに、1・5と思っているに違いないのです。

逆にいえば、視力が0.3の人は、「視力0.3ほど見よう」と思っているのです。もちろん潜在意識でです。

では、視力0.3の人が「視カ1.5ほど見える」と思ったら、事実1.5ほど見えるのでしょうか。

「そんなばかなことが、あるはずがない」というのが常識的な考え方でしょう。しかし、事実として「見える」と思えば、視力はアップするのです。

見えると思ったら、その瞬間視力がアップする、

こんな信じがたい現象が、視力回復センターでは起こっています。

このことに関しては、後ほど詳しく説明しますが、決して手品の類ではありません。

科学的な裏付けがあって、視力がアップするのです。

「見える」と思ったら視力がアップする……つまり、視力は極めて主観的な見る力の表現なのです。

そして、主観的であるということは、ある程度、あなたの思ったとおりに、視力をアップすることができる、ということでもあるのです。

モノを見るのは目と脳の連携から成る

「見える」と思うと、視力がアップする。これは次のようにも表現できます。

すなわち、名見える」という情報を脳にインプットすると、見えるようになる″。

つまり、見るという行為には、脳がかかわっているのです。

詳しくは別のまとめに書きますが、見るという行為は、目と脳が協力して行う情報処理なのです。

もちろん、情報処理能力には個人的な差があります。だから視力の高低があるわけですし、人によって、同じものを見ても違うように見えるのです。

参考リンク等

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