仕方ないと分かっていても…加齢臭を何とかしたい!

人は年齢を重ねるごとに、徐々に体臭に変化が生まれてくるものです。加齢臭を何とか対策したい!という方に向けて予防方法を調べてみました。

FC2USER857529RNV さん

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人はある程度年齢を重ねることによって性別問わず「加齢臭」というニオイが発生しやすくなってきます。
中高年の方の中には、人と接したりする際に「今日、臭ってないだろうか・・・?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
加齢臭の対策を行うためには「原因を知る」ということが大事なポイントとなります。
原因と対策についてまとめてみましたので、ご覧下さい。

加齢臭の原因と、その抑制・予防のための対策。

加齢臭の原因は、専門的には「ノネナール」といわれる成分です。
加齢臭の原因成分「ノネナール」は、皮脂から分泌される9-ヘキサデセン酸という「脂肪酸」が空気中で分解・酸化し発生します。

この脂肪酸、若い人には無く、中高年になってから生成されます。 またこの脂肪酸の分解を起こしやすくするのが、「過酸化脂質」です。

すなわち加齢臭を抑えるために原理的には、
(方策1)加齢臭のもととなる成分自体を中和して匂わないようにするか、
(方策2)この成分そのものを発生させないようにするか、
のどちらか(あるいは両方)が解決の方向となることは、おわかりいただけると思います。

つまり、「脂質の取りすぎを防ぐことによって、皮脂線からでる脂肪酸の量を減らし」、また「抗酸化作用のある食べ物を意識的に摂取していくこと」が必要となります。

これを逆から見ると、「加齢臭の発生」すなわち「食生活の高脂質化による体の酸化(=老化)」が進んでいるのみならず、メタボリック症候群のサインが出ていることにもなるのです。

食物繊維で加齢臭を抑えることができる

食物繊維(ダイエタリーファイバー)とは、腸の活動を刺激する事で便通を整える他、有害物質を排出したりコレステロールや糖質の吸収を遅らせる効果などがある栄養素の一つです。生活習慣病の改善に効果があるとして、5大栄養素の一つに挙げられています。こうした食物繊維は加齢臭に対しても効果があることが分かっています。

食物繊維は昔、ほとんど身体に吸収されないので、不要な栄養素の一つであるとされてきました。しかし、近年の研究により有害な物質を対外に排出する効果があるとして注目を集めています。

出典 YouTube

食物繊維をとれる食材の代表と言えば、ごぼうです。

加齢臭を自分でチェックするには

臭いは気になりますが、そのにおいに慣れてしまうと自分で臭いを感じなくなってしまうこともあります。においもエチケットでもあるので自分で加齢臭がきつくないかをチェックしたほうがいいでしょう。

自分で加齢臭をチェックする方法ですが、加齢臭の臭いが出やすい部分の額や耳の後ろそして首の後ろ側をティッシュなどででふき取ってみて下さい。そしてそのにおいを嗅いでみましょう。

背中の真ん中辺りもも加齢臭が発声しやすい場所ですが、ここはふき取るのが難しいと思うので、自分が着ていた服の背中部分を嗅いでみるとわかりやすいと思います。嗅ぐ前にお風呂に入って一回リセットした後に嗅ぐのが一番自分の臭いを客観的に感じることができると思います。

他にも皮脂の多い頭皮も臭いが出やすい場所なので自分の寝ている枕の臭いを嗅いでみることで判断できますよ。枕の臭いで自分の加齢臭に気付く方も多いようです。

自分では分からない時は、家族などの頼んで臭いを嗅いでもらうといいでしょう。そして正直に言ってもらいましょう。

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