どうしてこんなに汗が出てくるの?病気かな?【多汗症について】

「周りの人と同じ状況なのにどうしてこんなに汗が出るの?どうにかしたい!」
多汗症の原因や対処方法について大まかですが以下でまとめてみましたので参考にして下さい。

FC2USER704438KOR さん

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人間は誰しもが汗をかきます。しかしながら、全く暑くもないのに汗がダラダラと垂れてくるのは病気かもしれません。何とかしたい多汗症の原因や対策にはどんなものがあるのでしょうか?以下を参考にして下さい。

多汗症の原因

多汗症は精神的問題により恐怖を覚えて発汗することから別名、発汗恐怖症とも呼ばれています。ストレスや緊張、不安を感じると交感神経が優位になって汗腺の働きを活発にします。そのため交感神経が敏感な方ほど、多汗症にかかりやすいとされています。
しかし、なぜ交感神経が敏感になるのかは不明です。もちろん精神的な問題を抱えている方全てが多汗症になるというわけではありません。

多汗症の多くは精神的な問題のことが多いようです。

更年期にも発汗が増える。発汗を抑える作用がある女性ホルモンが減るために、汗をかきやすくなる。特に頭部や上半身など、局所的にドッと汗をかく“ホットフラッシュ”という症状は、ホルモン減少に加え、自律神経のバランスが乱れて起こる。これは頭部の汗腺につながる交感神経が過剰に働くためだ。

ホルモンバランスの乱れにも要注意です。

病的な物でなくても、生活習慣が汗を呼ぶことがあります。
・お酒を飲みますか?
・辛い物が好きですか?
・揚げ物などの脂っこいものが好きですか?
・肉や乳製品を好んで食べますか?
・食事や睡眠などのサイクルは適切ですか?
・ストレスを感じた時、さらっと受け流すことができますか?

上記のポイントに当てはまるものが多ければ多いほど、
生活習慣で「汗をかきやすい体質」「ニオイやすい体質」になっていることがあります。

食生活の見直しが改善への第一歩と言えます!

・精神的な問題

緊張している時は、もともと汗をかきやすいものです。
しかし、この汗の量が異常に多くなると多汗症と診断されます。

そして、緊張やストレスなど、精神的なことが原因で多汗症となっている場合は、
「また汗をかくかもしれない」
「こんなに汗が出るなんて、恥ずかしい」
「周りに変な目で見られてるんじゃないだろうか」
など、汗が異常に出ることそのものが不安・ストレスとなる悪循環にも陥りやすいのです。

多汗症を少しでも改善するには

・香辛料やカフェインは控えめに

唐がらしなどの香辛料は汗腺を刺激するので、多く摂取すると汗をかきやすくなってしまいます。また、コーヒーやお茶などに含まれるカフェインも汗腺を刺激します。刺激の強い食べ物や飲み物は、ほどほどに。

・食生活は肉食よりも和食中心に

食事が肉類、油物、乳製品にかたよっていると体温が上がり気味になり、汗も出やすくなります。汗かき改善のためには、肉食よりも和食中心にすることをおすすめします。特に、和食には大豆がよく使われますが、大豆に含まれるイソフラボンは発汗を抑える働きがあります。まずは、肉類や油物を控えめにして、豆腐や納豆などの大豆製品を食事メニューに加えるようにしてはいかがでしょう。

何科を受診すればいいの?

局所性多汗症の可能性が高い場合には、何科を受診すればよいのでしょうか?多汗症の治療法にはさまざまな選択肢があり、部位や重症度などによって変わってきます。主に皮膚科や美容外科、整形外科で治療を受けられますが、治療法によって診療科が変わるので、一概に何科がよいとは断言できません。

日本皮膚科学会が発表した『原発性局所性多汗症診療ガイドライン』によると、治療の第一選択肢として「塩化アルミニウム外用療法」「イオントフォレーシス療法」がすすめられています。よって、皮膚科ではこれらの治療法を取り入れているところが多いようです。ただし、皮膚科ならどこでも多汗症に詳しいというわけではないので、事前に電話などで治療が受けられるかどうかを問い合わせるとよいでしょう。

医師の診断を仰ぐのが最も確実です。

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