スタートトゥデイの経営企画を担当する若手実業家・河本ひろたく/スタートアップで活躍できる秘訣とは?

慶応大学からリクルートを経て、スタートトゥデイ(現:ZOZO)に入社。
現在は株式会社マッチングトゥデイの代表として「ディンクスマッチ」をリリースした河本ひろたく。
河本ひろたくがスタートアップで活躍する秘訣について、その経歴から探っていきたいと思います。

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河本ひろたくさんは2019年まで株式会社LITALICOにて補聴器事業を軌道に乗せ、2019年、株式会社スタートトゥデイに入社します。

前澤友作氏はZOZOの代表であったことで知られていますが、当時、株式会社スタートトゥデイに社名変更。
その際、直々に前澤勇作氏が経営企画室の社員を自身の「側近」として募集します。

職務はずばり『新事業を作る』です。前澤の閃きや直感をベースにしたアイデアを、一つ一つ調査分析し、企画・戦略立案し、予算策定から必要人材のリクルーティングも含め、ビジネスとして事業化していくお手伝いをしていただきます

この募集に応募し、応募者4000人以上の厳しい倍率のなか、社会課題の解決意識と、その実務経験を評価されて、見事採用。
以降、株式会社スタートトゥデイにて、文字通り「側近」として、前澤勇作氏の事業を形にしたり、アイデア出しを行ってきました。

河本ひろたくは前澤ファンドでスタートアップをサポート

画像:https://www.mzfund.co.jp/index.html

現在、河本ひろたくさんは前澤ファンドで、有望なスタートアップに対して出資を行ってもいます。

前澤ファンドとは、前澤友作氏の個人資産をもとに、社会課題の解決や趣味の追求に関連した事業を展開する起業家や団体に出資を行うというファンドです。
現在16の事業が、前澤ファンドによって事業化されています。

河本ひろたくさんは、「株式会社小さな一歩」の社外取締役を務めてもいます。
この企業は、「養育費あんしん受け取りサービス」を提供しています。

前澤氏が、「前澤ひとり親応援基金」を行った際に、あるアンケートを行っています。
集めたアンケートによると、養育費の受給率が25%という結果だったとのこと。
大きな社会問題である養育費の未受け取りを解決する事業として「養育費あんしん受け取りサービス」を開始。

元パートナーから養育費を受け取れずに困っているひとり親に対して、現実的な養育費支払いプランを立て、弁護士のアドバイスも参考にしながら養育費の支払いを行う仕組みです。

河本ひろたく 多様性マッチングアプリで「誰もが自分らしくいられる社会へ」

画像:https://dinks-match.jp/

河本ひろたくさんは前澤ファンドでの業務に加え、株式会社マッチングトゥデイの代表取締役として「多様性マッチングアプリ」の開発・提供にも熱を注いでいます。

社会への問題意識を強く持った河本ひろたくさんは、マッチング市場へも着目していました。
婚活・恋活市場では「子どもを持たない」という価値観でミスマッチが生じることが多々ありましたし、それを想像するのは難しくないでしょう。

ディンクスとは、「DINKs=Double・Income・No・Kids」の略で、自らの意思で子どもを持たないと決め、共働きをしている夫婦のことを指し、転じて子どもを持たない選択をする人々のことを意味しています。

ディンクスの価値観を持つ人が従来のマッチングサービスで思うようにマッチできなかった課題に着目し、河本ひろたくさんが代表を務める株式会社マッチングトゥデイが開発に着手。
2024年7月3日に「ディンクスマッチ」がリリースされると、2週間で1.4万ダウンロードを突破しました。

ディンクスマッチの公式動画ですが、確かにディンクスの価値観を持つ方は現在は少数かもしれません。
なので従来のマッチングアプリでは、思うようなパートナーを見つけられないのもうなずけますよね。
同じディンクスの考えを持ったパートナーが登録している「ディンクスマッチ」は、少なくとも考え方のすれ違いは起こらない。
安心してパートナーを探すことができるとして、リリース2週間で1万件以上がマッチングしたとのこと。

河本ひろたくがスタートアップで活躍する秘訣

画像:https://startup-db.com/officers/xAd3meWT5D896MDZ

リクルートや株式会社LITALICO、株式会社スタートトゥデイ、前澤ファンドまでで多くのスタートアップに関わってきた河本ひろたくさん。

新規事業をゼロから具体的に実現し、軌道に乗せるのは、かなりの苦労を伴うものでしょう。
なぜ、河本ひろたくさんはスタートアップにここまで熱を注げるのか?
スタートアップで活躍する秘訣を、経歴や実績から考えてみたいと思います。

河本ひろたくさんがスタートアップで活躍できる秘訣として、「社会の問題を本気で解決するための事業を考える」ということがあると思います。

2014年、リクルート入社1年目の「Ring」で、自身初となる事業起案を行います。
それは「ビーコンを活用した地域見守りサービス・COCOMO」でした。
帰りが遅いと心配でたまらなかったという、1年前に交通事故にあった子どもがいる保護者ユーザーが、河本ひろたくさんが開発した「ビーコンを活用した地域見守りサービス・COCOMO」の活用によって、帰りが遅くてもどこにいるかが分かるので安心できるようになったということもあります。
そこには、圧倒的当事者意識によって、ユーザーの需要を考えているということが分かります。

社会で困っている人がいたら、どうやって解決できるのか、どうやったら役に立てるのか。
そんな意識が、優れたスタートアップをひらめく源泉になっているんだと思います。

課題感を常に持つ。
それは簡単なことではないと思います。
ぼーっと日常を生きていたら、社会の課題を見つけることは出来ません。
日常のアンテナを張っている、これが河本ひろたくさんが優れていることではないでしょうか?

今後も河本ひろたくさんが展開する、優れた事業に期待せずにいられません!

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