ここでいう零細企業とは、「ベンチャー」ではありません。
特に目を見張るような新技術をもっているわけではなく、何重にも中抜きされたあとに降ってくる仕事をこなす零細企業です。
また、いわゆる「多重派遣・二重派遣」の状態で客先に出向く状態も、これに近いものがあります。
ITに関する仕事はとても細かく、神経を使い、なおかつ思考力も必要です。
さらに運動不足にもなりがちで、顧客からの無理難題も多く、休みなしの徹夜作業も珍しくありません。
そして決め手になるのが、自己裁量のなさで、納期と仕様にがんじがらめにされ、自由など全くありません。
こんな状態で頭をフル回転させていては、心身のバランスが崩れ、寿命が縮まります。
お勧めできない!? 早死にしやすい職業ランキング!!
皆さんは、自分の仕事に誇りを持っていますか?仕事を楽しんでいますか?その仕事場や職場がブラック企業ではありませんか?元気に働けていますか?そんな、皆さんに教える早死にしやすい職業のランキングです。
※これから、社会人になろうとしている人も、転職を考えている人を考えてみてはどうでしょうか。
RIDER2021 さん
広告業界は夜の時間が長く、毎晩深夜まで残業するのが常態化しているようです。
これは会社の規模に関係ないようですね。
さらに追い打ちをかけるのが接待。いまだに「飲みニケーション」が通じてしまう業界のため、営業さんの負担は凄まじいものがあります。
全てが「美味しいお酒」なわけはなく、大抵は内臓に負担をかけるだけの暴飲です。
また、常にノルマと隣り合わせで、成績が悪ければ上司にせっつかれるでしょう。
ノルマがある時点で自己裁量は大きく低下します。
タクシー運転手は、運転するのが仕事ですから、長時間座っているわけです。
運転するため神経は使いますが、筋力はほとんど使わないでしょう。
また、下半身の血管が詰まり、閉塞性動脈硬化症にかかる人も多いそうです。
さらに腰を痛めたり、事故に合う危険性があったりと、常に死と隣り合わせな側面もあります。
酔客の相手や無理難題に即応しなければならないなど、常に密閉空間でお客と1:1です。
総合的にみて、長年続けると寿命が縮まりそうだなと感じました。
店長とは名ばかりで、雇われている上に責任は重大、自己裁量など皆無でしょう。
異常な長時間残業が問題となっているブラック業界でもあります。
実際に某有名チェーン店の雇われ店長経験者と話したことがありますが、毎月200時間の残業が当たり前の上に残業代が20時間分しか支給されなかったそうです。ブラックすぎますよね。
その方は、とある公的機関の臨時職(半年更新)へと転職したのですが、毎日が天国だと喜んでいました。
常に店の売り上げやシフト管理、クレーム対応などに追われ、上からも下からも客からもせっつかれ、自由など全くないでしょう。
なぜ?と思う方もいるかもしれませんが、若手のエリート官僚は超がつくほどの激務です。
さらに完全なる年功序列の世界で、自己裁量は期待できません。
エリート官僚に自殺者が多いのは、非常に有名な話です。
中央省庁のある建物にはトイレに鉄格子がはめられている、というような都市伝説も聞いたことがあります。(当然、真偽のほどは定かではないのですが・・・)
また、周囲はみな優秀でミスは許されず、責任も大きな仕事ばかりです。
考えようによっては八方ふさがりの状態ですよね。
官僚だけではなく、「エリート」と名の付く立場全般に言えそうです。
既に述べたように、体や心に大きな負担のかかってしまう仕事があります。
これは、会社の問題ではなく職種の問題ですので、いわゆる「ブラック企業」を避けたところであまり意味はありません。
筆者の在籍していたIT業界でも、会社自体はいわゆる「ホワイト」であっても、心身の健康を損なう人がいました。
また、残業などがなくても「塗装屋」のようにシンナーを使う仕事も、別ベクトルで肉体への負担が大きいので、早死しやすい職業と言われています。
「立ちっぱなし」「座りっぱなし」どちらも辛いですよね。
辛いだけではありません。足腰に大きな負担がかかり、それが元で健康を損なう人が大勢います。
長時間同じ姿勢を強制されることで、さまざまな肉体的疾患を誘発します。
例えば運動不足による筋力の低下や血管の病気などです。
精神的にもストレスになりますよね。
姿勢の維持とともにつらいのが、「単純作業の継続」です。
これは人間にとって大きなストレスになります。努力や我慢強さの問題ではありません。
単純作業は「達成感」が得られにくいのです。
単純作業の継続はある部分だけを集中的に使うため、肉体的にもバランスが崩れがちです。
これは精神的な負担に直結します。
「自分が指示を出す側」であったり、「自分の都合で進められる仕事」であったりすると、かなり長時間の仕事でも意外と頑張れるもの。
一方、常に誰かに監視され、気を使い、指示を仰ぎ、合わせなくてはならない仕事は、短時間でも非常に消耗します。
例えば出張を思い出してください。一人気ままに出張した場合と、上司の出張に同行した場合、どちらが疲れますか?
これは食事や飲み会でも同じことがいえます。
最低限のルールや規則を守ったうえで、ある程度自由を認められなければ、人間は病んでしまうのです。
さらに、この状態のゴールが見えないと高確率でメンタルに不調をきたすでしょう。
そしてメンタルの不調は、「生きる力の欠如」に繋がり、必ず体に異変をもたらします。
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