704:携帯がだね、予測変換がだね、あのね、そのね:2009/10/24(土) 12:59:35.12 ID:bDOmDHfqO

佐々木「あの映画を見た時ね、正直僕は怖かったよ」

ハルヒ「た、立場って……?」

佐々木「そんな事が起きるのは有り得ないとは分かってる、有り得ないとは分かっていても……それでも、もし」

佐々木「そう考えると寒気がしたよ……あはは、まるで僕のキャラじゃないけどね」

ハルヒ「う、うん……」

佐々木「例えばの話だがキョン、君がもし……もし何かに成り代わっていてしまったとして、そうしたら僕はどうすればいい?」

ハルヒ「……え?」

佐々木「君を周防さんや長門さんに頼んで消してもらえばいいのかい? それとも機関や組織が処理するのに任せておけばいいのかい?」

ハルヒ「……有希に?」

佐々木「ぼ、僕はそんなの嫌だよ、キョン……」

ハルヒ「えと……」

佐々木「君がこの世から消えてしまうくらいなら僕も死を選ぶ」



706:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 13:07:00.18 ID:bDOmDHfqO

ハルヒ「……」

佐々木「……ちょ、ちょっと話がそれてしまったね、忘れてくれ」

ハルヒ「あ……うん」

佐々木「本題に入らせてもらおう、こほん」

ハルヒ(……この子おかしな子だったのかしら)

佐々木「キョン……君は一体誰なんだい?」

ハルヒ「え」



708:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 13:17:00.17 ID:bDOmDHfqO

キョン「行きはよいよい帰りは怖いっていうのは『行きは道に迷わないが帰りは迷う』って意味だったか……?」

キョン「夜に住宅街で迷うというのがこれほど恐ろしいとは思わなんだ」

キョン「どこを見ても家々家々」

キョン「似たような十字路と似たような突き当たり」

キョン「これは最早現代日本のラビリンス……」

キョン「……」テクテク

キョン「……」ギュルリュルュグギギギィゥクルッポー

キョン「腹、減ったー!」

キョン「ヘルプミー古泉ー!」



710:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 13:20:28.07 ID:X7jrmMwI0

クルッポーwwww