627:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 02:45:10.07 ID:amlz7y+e0
まさかの..............................
628:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 02:45:58.47 ID:amlz7y+e0
ヤンデレ
631:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 02:51:26.76 ID:bDOmDHfqO
「毎日毎に」
少女は急に呪詛を呟くの止めると、床に前のめりに倒れて微動だにしなくなった。
少女の首筋には映画でよく見るような小さな注射器の様な物が刺さっている。
そして俺は少女が倒れる寸前、クラッカーの様に乾いた音が鳴ったのを聞いていた。
音の聞こえた給水タンクの方を睨み付けると、給水タンクの裏から夕焼けに染まった赤いシルエットがもったいぶって出て来て、それから言った。
古泉「こんな事もあろうかと」
キョン「俺はまだ何も聞いちゃいないぞ」
634:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 02:59:53.54 ID:bDOmDHfqO
古泉「彼女が言っていたのは本当ですよ、涼宮さんが彼女を危機から救ったのも含めてね」
キョン「ハルヒはそんな頻繁にこんな目にあってるのか?」
古泉「まさか」
キョン「どういう意味だ?」
古泉「涼宮さんは現在進行形で良くも悪くも不思議なものを惹きつけています、しかし彼女自身は悪い方の不思議は望んではいない、といった所ではないでしょうか」
キョン「なるほどな……」
古泉「んふ、納得いっている所失礼ですが毎日そう何度も同じ内容の手紙を送ってくる人間がいたらまあ当然避けるでしょうけどね、涼宮さんに同性愛の性質も無いようですし」
キョン「……なぜ言わなかった、言われていたら俺もこんな手紙は捨てていたぞ」
古泉「だから言ったじゃないですか」
古泉「こんな事もあろうかと……ってね」
キョン「セイッ!」ビシィッ
古泉「腿がっ!?」
637:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 03:08:01.86 ID:bDOmDHfqO
キョン「今日は散々だった……」
キョン「しかしハルヒは人気者なんだな、良い意味でも悪い意味でも」
キョン「……そんなに悪い気はしないな」
キョン「不良とケンカは止めてほしいが」
キョン「……まあ、ハルヒもハルヒで大変だって事か」