162:良い風呂であった:2009/10/23(金) 00:54:26.07 ID:1O76a6dyO
キョン「朝起きたらこうだったんだ」
朝比奈「ふぇー、涼宮さんがキョンくんの口調で喋ってます」
古泉「やはり涼宮さんの力でしょうか」
キョン「さあな」
長門「情報統合思念体にも観測できていなかった」
キョン「すごい焦りようだったな」
長門「……不覚」
古泉「あなたの体はどこに?」
キョン「さあな、今朝から見てない、ついでにこの体の中身も見てない」
朝比奈「やっぱり涼宮さんがキョンくんの体に入ってるんでしょうかねぇ」
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:00:38.44 ID:1O76a6dyO
キョン「ふっふっふ、それより見ろ古泉」
古泉「なんですか?」
キョン「この美しさを」
古泉「……あなたは一体何を、それは涼宮さんの体であってあなたが誇れるものでは」
キョン「まあ聞け、古泉」
古泉「なんですか」
キョン「確かにこの体はハルヒのだ、だがしかしハルヒではこの体の美しさを完璧に魅せこなしていない」
古泉「……」
キョン「しかしその点俺は完璧にこの肉体の美しさを把握し魅せこなしている……」
キョン「つまり、この体を一番巧く操れるのはこの俺だ!」バァァン
古泉「……」
朝比奈「ふぇー?」
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:05:11.91 ID:1O76a6dyO
古泉「だから戻りたくないと?」
キョン「いやそういう事じゃない、正直ポニーテールを堪能できて満足だ」
朝比奈「なんか確かにいつもより可愛い雰囲気ですねぇ~」
キョン「ハハッ、照れますね」
古泉「ジョークはほどほどにして、早急に元に戻る手段を模索しましょう」
キョン「どうやってだ?」
古泉「……が、頑張ってですよ」
キョン「な……あ、朝比奈さん」
朝比奈「頑張ってくださぁい」
キョン「……長門!」
長門「……頑張って」
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:10:43.11 ID:1O76a6dyO
キョン「OMG」
古泉「今回ばかりはどうしようも……しかしこちらでもしもの為にあなたの体を探しておきます」
キョン「おい、もしもってなんだ、どういう事だオイ」
古泉「あははははははははは」
キョン「オイ、古泉おい、わらってんじゃねえ」
古泉「あなたの肉体が死体になっていた時の事を考慮してですね」
キョン「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
朝比奈「なんだか斬新な涼宮さんですぅ~」
長門「安心していい」
キョン「長門……」
長門「あなたの肉体が死体になっている可能性は極めて低いと思われる」
キョン「そうか」
長門「恐らくあなたの肉体には涼宮ハルヒが入って居る……よって不用意に接触を計るべきではない」