115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/04(水) 21:46:48.67 :LE6OIlfW0


ミカサ「そうしよう。みんな、迷惑をかけて申し訳なかった」

アルミン「迷惑だなんて思ってないよ、ねぇ?」

ライナー「まぁな、だがオレに理不尽な暴力を行使するのは止めてくれ」

ベルトルト「ははっ、確かに」

エレン「ほらさっさといけよ、あと。服後で返せよ」

ジャン「二度とゴメンだぜったく」

マルコ「素直じゃないんだから、耳赤いし」

バタン

男子一同「……」

コニー「あのよ…俺がバカだったら聞き流して欲しいんだけど、
     まだ何一つ解決してねぇよな?」

男子一同「…そ、そういえば…」


ミカサ(私のわがままのせいで、エレンだけでなく皆を危険にさらしてしまった…。
     こういうことは二度と起こさないようにしないと…)

ガチャ

クリスタ「おかえりミカサ、大変だったでしょ? 大丈夫だった?」ニッコリ




120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/04(水) 21:54:52.41 :LE6OIlfW0


ミカサ「えっ…なんで知って」

クリスタ「ほらほら、もう夜遅いんだから早く部屋入って入って!」

ミカサ「え、あの」

バタンガチャリ

ミカサ「???」

クリスタ「ほら座ってミカサ。良かったね戻ってこれて」ニッコリ

ミカサ「…どうして?」

クリスタ「ん?」

ミカサ「さっき、どうして私に大変だったと聞いたの? 何故知っているの?
     あなたは私に何があったかしらないはず、そうでしょ?」

クリスタ「あぁーー」

ユミル「ほらやっぱりボロだしたよクリスタ」

ミーナ「だってミカサの匂いがするって凄い興奮してたもんね!」

アニ「ふん…アホらしい」

サシャ「まだじゃんけん負けたの根に持ってるんですか?」




124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/04(水) 21:59:09.21 :LE6OIlfW0


クリスタ「だって教官にチクったの私なんだもん」ニコッ

ミカサ「」ゾクッ

ミカサ「…ちょっとトイレに…」

ガシッ

ユミル「まぁまぁ、ちょっと座って落ち着こうぜ? な?」

アニ「そうだよ…ずっと一緒だったのにいきなりいなくなったりして…。つれないじゃないか」

ミカサ(動かない…!?)

ミカサ「…いつ私があそこにいると気づいたの?」

クリスタ「勿論昨日部屋に行った時だよ、当たり前でしょ?」

ミカサ「私の姿は見えていなかったはず」

クリスタ「見えてなくってもわかるよ…。匂いでね」ニカッ

ミカサ「っ!」

クリスタ「ミカサの上品なメスの匂いなんて、何処に至って感じ取れるに決まってるよ。
      だって何度も何度も嗅いできたんだもん」