26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/04(水) 19:10:00.93 :LE6OIlfW0


クリスタ「知らない?」

アルミン「……」

ジャン(あれ…? クリスタってこんな感じだったか?)

クリスタ「ねぇアルミン?」

アルミン「うーん、ごめんちょっと僕達もわからないかな…。
      ミカサのことだから一人で特訓でもしてるのかもしれない」

クリスタ「そうなのかな…。ねぇエレン、本当に知らないの?」

エレン「知らねぇな。第一俺がミカサの行動逐一把握してるわけ無いだろ?
     きっと一人で何かやってんだよ」

クリスタ「ふーん。そうなんだ…」チラッ

ベルトルト「な、何?」ビクッ

クリスタ「ううん。何でもないよ」ニコッ

クリスタ「そっか、ミカサここにはいないんだね」

アルミン「クリスタ、ミカサに何か用事でもあったの?」

クリスタ「私は用事ないんだけど、夜になってもミカサが戻ってこないから心配になっちゃって。
      こんな時間にごめんね、それじゃ私戻るから」




28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/04(水) 19:14:19.64 :LE6OIlfW0


アルミン「……」

ジャン「…。よし、足音は聞こえなくなったぞ」

コニー「あのさ…俺の勘違いじゃなければだけどよ」

ジャン「あぁ、みなまで言うな」

アルミン「…エレン、ミカサはどう?」

エレン「昔みたいに小さく丸まってる。リスみたいにな」

ライナー「クリスタは天使なんだよな? な? そうだろ?」

ベルトルト「ライナーちょっと黙っててよ。
       しかし…いつものクリスタと様子が違ったよね…何というか…」

アルミン「ちょっと怖かったね」

マルコ「組手の時ミカサを見つめるジャンみたいな目つきだったよね」

一同「あぁー、確かに」

ジャン「おいおいそこ同意すんなよ」




30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/04(水) 19:19:14.94 :LE6OIlfW0


ミカサ「いまので大体の状況は理解してもらえたと思う」ヒョコ

エレン「お、頭だけ出てきた」

ジャン(弱ったミカサもいいな…)

マルコ(あ、下世話なこと考えてる顔してる)

アルミン「あのさ…もしかしてクリスタって…」

ミカサ「クリスタどころではない。成績上位を占めるほとんどの女性が…」

ライナー「マジかよ」

ベルトルト「ほとんどって…アニも?」

ミカサ「えぇ。アニは最近入浴の時間強い視線を感じていた。まるで鷹のような」

ベルトルト「」

アルミン「…信じたくないけど…」

ジャン「ミカサが嘘言うやつじゃないことは分かってるしな。
     それにさっきのクリスタの様子も合わせると…」

エレン「冗談キツいぜ…」




33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/04(水) 19:24:26.69 :LE6OIlfW0


ミカサ「何より恐ろしいのは、表立って行動していないところ。
     このキスマークも私が寝ている時に密かに付けたらしい。 
     それに、ここ最近身の回りのものが無くなることがよく起こる、
     何故かなくなって2日も経つと戻ってくるけれど」

エレン「一体何に使ってるんだよ」

ミカサ「言わないで欲しい」

エレン「悪い、つい」

ジャン「そろそろ話戻すか。とりあえず女どもは黒に近いグレーだとわかった。
    そんでこの後どうするかだ。ミカサを匿うか、見捨てるか」

ライナー「やけに偏った選択肢だな」

マルコ「仲間を見捨てるなんてちょっとね、ジャンの恣意的なものを感じるけど」

エレン「とりあえず数日様子見でいいだろ、それまでは俺のベットで寝とけ。
     俺はアルミンのベッドに入れてもらうからさ」

ミカサ「え?」

エレン「え? じゃねーだろ馬鹿かお前。歳と周りの状態考えろっての