コショウやターメリック(ウコン)、カルダモンなど、カレーに使われる代表的なスパイスのルーツを辿れば、原産地はインドというものが多い。そんなスパイスの発見には、あのお釈迦様が関わっているという説がある。

昔むかし、お釈迦様が修行のため山ごもりしたとき、飢えをしのぐために食べた木の実、草の根、香草の葉。これらを、下山した先の村に不老長寿の薬として伝えたそうだ。ちなみに、この村の名前が「カレー」だったから、スパイスを使った料理をカレーと呼ぶようになったとか。