まさに「緩んじゃいけない、そうしたら自分の身を守れなくなる」という、無意識の防衛本能です。
よくよく考えたら、別にずっと体が緩んでフワーッとした極上の意識体感になることはとてもいいことなので、防衛する必要なんてないんですが、人間って気を抜いたらやばいというものがあるのでしょうね。
野生の本能からきているものなのかもしれないけれど、もっとやばいと思うことは、今まで気を抜くことに慣れていない人生を送っていたということです。
まさに呼吸法で自分の人生に直面してしまいます。
それを乗り越えないと悩みを克服することはないかな、と僕は個人的体験からそう思っています。
結果論から言えば、力を抜いて生きられる人は、別に危険な目に合っていないということです。
ガチガチに己を守る人ほど、ちょっとした刺激にも敏感になり、神経も体のこりもガチガチになって自分を守るどころじゃなくなり、心が休まる時間がなくなってしまうのです。