ズニ族
アリゾナ州・ニューメキシコ州からメキシコにかけて先史時代より居住するネイティブアメリカンで、アメリカ大陸の最古の住民と言い伝えられています。特にバスケットやカチナがホピ族にとって伝統工芸品だったのですが、19世紀後半にズニ族よりシルバーを用いたジュエリー作りが伝来すると、薄い上側の銀板を糸鋸で様々な模様にカッティングし、下地の黒い銀板に覆うことによって模様を浮き立たせるという非常に高度な技法『オーバーレイ』を1930年頃にホピ族のポール・スフキーが発案し完成させたことでも有名です。
ホピ族は農耕部族であったため、自然への崇拝心が高く、 その自然への崇拝心から生まれたモチーフをよく使用し、サンフェイス(太陽)・タートル(亀)・ベアー(熊)・ココペリ(精霊)などが代表的なモチーフです。
(参考:http://www.river-mail.com/)