なんやかんやと丸く収まった後、野崎さんはお嬢様に裏の仕事を知られてしまうという失態を犯したということで一年間日本の支社に行くことになる。
それを聞きなんとか説得しようとするふくえを気の毒に思った木本は彼女の日本留学をお世話役二人と部下二人をお付きにすることで許可した。
日本へ渡る前にふくえは「海に行きたい」と野崎さんに言い、アドリア海の浜辺で二人で過ごす。
二人はそのままはしゃいで海の中に入ってびしょ濡れで夕日を背景に笑いあう。
野崎さんは海の中に座り込んだままのお嬢様を抱き抱えた。
ふ「もう離れちゃだめですよ」