飲料品のダイドードリンコ(DyDo)<2590、株価 - チャート>が一時40円高の4150円を付け、しっかり。26日引け後、15年1月期第1四半期(1月21日-4月20日)連結決算を発表。営業増益になったことを材料視されたようだ。
第1四半期業績は、売上高が前年同期比微減の354億100万円、営業利益は同39.2%増の5億1800万円となった。主力の飲料販売部門はボトル缶コーヒーの拡充によって販売数量が0.4%増加。飲料受託製造部門も消費増税前の駆け込みによって拡大した。価格改定未了のため販売単価は若干下落しており、「miu」の広告展開を開始したため広告宣伝費も増加したが、前期にあった特殊要因が一巡したことで利益面には高い変化率が表れている。
業績予想は中間期、通期とも据え置き。通期の売上高は前期比0.1%増の1550億円、営業利益は同13.4%減の52億円を計画している。
27日終値は10円高の4120円。