マクニカ<7631、株価 - チャート>と富士エレクトロニクス<9883、株価 - チャート>が22日、共同移転の方法により共同持株会社を設立し経営統合すると発表した。

今回の経営統合により、大手から中堅・中小まで広範な顧客基盤に対し、両社の融合により外国製半導体および電子部品を含めたさまざまな商材の拡大と、充実したサービスの提供により、国内においてすべての顧客取引でトップの商社となることを目指す。

新規に設立する共同持株会社を株式移転完全親会社とし、マクニカおよび富士エレを株式移転完全子会社とする。共同持株会社の効力発生日は15年4月1日で、両社株式はそれに先立つ3月27日に上場廃止となる見込み。経営統合比率は、今後、両社の協議のうえ、決定される予定。

22日の終値は、マクニカが前日比30円高の3035円、富士エレは同10円高の1205円。