国際石油開発帝石<1605、株価 - チャート>がしっかり。ドイツ証券では14日付で、投資判断「Buy」(買い)、目標株価2080円でカバーを開始している。

同社の価値を高める最大の要因として、イクシスLNGプロジェクトを挙げており、同プロジェクトが建造3年目を迎え、2017年からのLNG生産開始をめぐるリスクが低下し、大幅なアウトパフォーマンスが予想されるとコメント。同証券のNAVに基づく目標株価との格差は縮小するとみられ、NAVの対象期間を2019年までに変更したことから、NAVの拡大を予想。19年3月期の調整後営業キャッシュフロー利回りは26%と、E&P(石油・ガス開発)の大型同業銘柄を大幅に上回っていることから、市場は同社の明確な成長見通しをほとんど評価していないと考えられ、同社は同証券がカバーする大型E&P銘柄のなかで際立った存在だとみられると指摘している。

15日の終値は、前日比変わらずの1449円。