また、同社は「トランスヒートコンテナ」の小型の新タイプを開発したと報じられている。トランスヒートコンテナとは、潜熱蓄熱材(PCM:Phase Change Material)をコンテナに充填し、トラック輸送により広範囲に熱を提供する技術であり、車両による熱の宅配といったもの。設置面積を従来の10分の1程度に小さくし、初期の導入コストを抑えたようだ。実証実験を経て、今年度中に発売、2015年度に10台の販売を目指すと伝えている。

装置の初期費用は1台で500万円程度を想定しているようである。従来の大型タイプは4000万円程度だったようであり、さらに、これまで必要だった消防法上の点検義務も発生しない。装置の内部構造も見直しており、少なくとも5年間は鉱油を交換せずに済むようだ。導入コスト抑制により、廃棄物処理施設などへの販売増が期待されよう。

三機工業<1961>は空調・衛生・電気など建設総合設備工事。建築設備部門では、空気調和設備、クリーンルーム装置、環境制御装置、厨房設備、情報通信インフラ施設、Webビル情報監視システム、電気土木など。プラント部門ではFA・クリーン搬送システム、空港手荷物貨物ハンドリングシステム、物流システム、ごみ埋立汚水処理施設、上・下水処理設備などを手掛けている。