市場では「(米株は)過去最高値を更新し続けているだけに、いつ利食いで下落してもおかしくない」との見方も出ている。「株価で大きめの調整があれば、ドルが102円台を割り込む展開もあり得る」という。

一方で、「FRBのテーパリングは、当初信じられていた『景気次第』ではなく、よほどの事態がない限り一定のペースで縮小が続くという『自動操縦モード』になっている」(野村証券・金融市場調査部、チーフ為替ストラテジスト、池田雄之輔氏)とされ、今週発表の指標が大幅に予想外の結果とならない限りは、テーパリングが淡々と進行する環境に変化はなさそうだ。         

ドル/円<JPY=>   ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 102.26/28  1.3759/63  140.71/75

正午現在   102.21/23  1.3753/57  140.58/62

午前9時現在 102.18/20  1.3754/58  140.55/59

NY午後5時 102.11/13  1.3756/58  140.48/52