インド株式市場は続伸し、2営業日連続で過去最高値を記録した。4月7日から行われている総選挙で、メディアによる出口調査の結果が本日発表される見通しとなっており、投資家に配慮した政策を打ち出している野党・インド人民党(BJP)が勝利するとの期待が高まっていることが引き続き買い材料となっている。

SENSEX指数(ムンバイ証券取引所に上場する30銘柄で構成)<.BSESN>は一時、2.52%高の2万3572.88と、前週末に付けた過去最高値の2万3048.49を上回った。終値は556.77ポイント(2.42%)高の2万3551.00。

NSE指数(ナショナル証券取引所に上場する50銘柄で構成)<.NSEI>は155.45ポイント(2.27%)高の7014.25で引けた。前週末に付けた過去最高値の6871.35を上回り、7020.05まで上昇する場面もあった。

内需関連株の上昇が顕著で、複合企業ラーセン・アンド・トウブロ(L&T)<LART.NS>が3.3%、インドステイト銀行(SBI)<SBI.NS>が3.2%高で引けた。