ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652、株価 - チャート>が100円ストップ高配分の697円。前週末9日引け後にUKCホールディングス<3156、株価 - チャート>と業務・資本提携に関する契約書を締結したと発表し、好感された。

資本提携では、DMPの自己株式および新株式をUKC HDに対し、第三者割当により、20万株処分(1株当たり価格586円)および20万株発行(同)する。

業務提携に関しては、DMPが持つ画像処理、物体認識・追跡、特徴検出などのコンピュータビジョン技術とUKCグループのコア商材であるソニー製イメージセンサーなどの映像関連商材を組み合わせ、自動車、医療分野向けのソリューション開発を図っていく。また、DMPのIPコアや開発中の次世代LSI(グラフィックプロセッサー)の販売を強化するため、UKCグループが持つ国内外の広範な販売チャネルを活用して販路拡大なども進める。

同日発表された14年3月期単体決算は、売上高が3億5500万円(前期比50.3%減)、営業赤字は5億6900万円(前期は1億2900万円の赤字)だった。続く15年3月期業績は、それぞれ5億8000万円(前期比63.2%増)、4億円の赤字を見込む。