12日の香港株式市場で不動産デベロッパー株が大幅高となっている。香港政府が印紙税に関する規定を変更するのではないかとの観測が背景。

不動産株の業種別指数<.HSNP>は3.5%以上上昇。長江実業<0001.HK>が4.5%高、新世界発展<0017.HK>が4.3%高、恒基兆業地産(ヘンダーソン・ランド)<0012.HK>が3.5%高、新鴻基地産(サンフンカイ・プロパティーズ)が3.4%高。

不動産株の上昇を受けて、ハンセン指数<.HSI>も2%以上値上がりしている。

香港では不動産バブル防止のため印紙税が引き上げられたが、アナリストや地元メディアによると、印紙税の規定が変更となれば、不動産デベロッパーが恩恵を受けるという。