<7502> プラザクリエ 419 -30写真プリント店国内最大手のプラザクリエイト<7502>は9日、前期業績と今期業績見通しを発表。前期売上高は前年比8.1%増の201.3億円、営業利益は同比73.0%増の5.1億円、経常利益は同比62.1%増の5.0億円、純利益は同比72.0%増の3.0億円と各利益は大幅な増益での着地となった。
セグメント別では、イメージング事業は、撮影されたビデオテープなどアナログ時代の想い出をデジタル変換するDVDダビングサービスを一律料金化した「なんでもダビングキャンペーン」を実施。また、年賀状プリントについては、グループの総受注枚数は3978万枚と既存店実績が前期比105%となったことなどから、セグメント売上高は、前期比22.0%減の100.1億円、セグメント利益(経常利益)は同比28.2%増の3.9億円となった。
一方、モバイル事業は、既存店の販売力の向上とイメージング事業から一部の店舗を移管したことによる相乗効果などにより販売台数が大幅に増加。セグメント売上高は、前期比87.0%増の97.0億円、セグメント利益は1.6億円(前期は経常損失0.1億円)。
なお、今期業績は売上高・営業利益・経常利益・純利益すべて、ほぼ前期並みを見込んでいる。
同社は日本最大手の写真プリント店チェーンである。「パレットプラザ」「55ステーション」の2ブランドで全国に約600店の店舗網を有し、特に首都圏における写真プリント店舗数では圧倒的なシェアを占める。