この日は金融株と公益株が最も堅調で、S&P金融株指数は1.3%、S&P公益株指数は1.6%、それぞれ上昇した。

ヤフー<YHOO.O>が6.6%下落。ヤフーが出資する中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングによる新規株式公開(IPO)申請で、想定される時価総額がアナリストの予想平均を大幅に下回ったことが嫌気された。

グーグル<GOOGL.O>は1.0%、フェイスブック<FB.O>は1.9%、アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>は1.6%、それぞれ下落した。

ソラリス・グループのティム・グリスキー最高投資責任者は「投資家はアリババのIPOのために資金を準備する必要があるため、インターネット株から資金が吸い上げられている。グーグル、フェイスブック、アマゾンといった銘柄が今日弱いのはこのためだ」と話した。

前日急落したツイッター<TWTR.N>は3.7%安。グルーポン<GRPN.O>は20.7%下落した。

トムソン・ロイターのデータによると、7日までに決算発表を終えたS&P500指数構成企業中422社のうち、業績が予想を上回ったのは68.2%と、1994年以来の平均63%を上回った。