<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数<.FTSE>が2.12ポイント(0.03%)安の6796.44と、ほぼ横ばいで取引を終えた。金融大手HSBCと信用調査のエクスペリアンの下落が相場の足を引っ張った。

HSBC<HSBA.L>は1.3%安となり、FT100種を最も大きく押し下げた。第1・四半期決算の利益が20%減となったことなどが売り材料となった。

エクスペリアン<EXPN.L>は、ドン・ロバート最高経営責任者(CEO)が今年前半は成長が抑制されるかもしれないと発言したことで6.5%安となった。

インタートレーダーの市場ストラテジスト、スティーブ・ラフリー氏は「先週上昇が続いていたため、今は利益確定売りに良い時期だ」としながらも「依然として買いの動きが見られるため、株価は底堅い」と話している。