午後5時のドル/円<JPY=EBS>は、前日のニューヨーク市場午後5時時点と比べてドル安/円高の101円前半。日経平均株価<.N225>が400円を超す下げとなり、約3週間ぶりの安値をつけた。
<株式市場>
東京株式市場で日経平均は大幅続落。終値は前週末比424円安の安値引けで、4月15日以来、約3週間ぶりの水準まで下落した。国内連休中の米国株が下落したほか、ドル/円<JPY=EBS>が101円台と円高方向に振れたことで、自動車、電機など輸出株中心に売りが先行。ウクライナ情勢への警戒感からリスク回避の先物売りも膨らみ、裁定解消売りを伴って後場にかけて下げ幅が拡大した。東証1部の売買代金は15営業日ぶりに2兆円を上回った。
東証1部騰落数は、値上がり96銘柄に対し、値下がりが1685銘柄、変わらずが26銘柄だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、速報ベースで0.064%と前営業日(0.067%)をやや下回った。朝方から、信託、地銀を主な取り手に0.060─0.065%を中心に取引された。資金需給は国債発行要因で不足地合いだったが、調達ニーズは限られた。ユーロ円3カ月金利先物は閑散小動き。3カ月物国庫短期証券(449回)は0.056%。