日経平均は大幅続落。国内がGW中の海外株安や円高進行など、外部環境の悪化が嫌 気され主力株を中心に換金売り優勢の展開となった。とりわけ、その他金融や証券、 銀行など、金融関連セクターの下落が目立ち、後場は一段安へ。 大引けの日経平均は前日比424.06円安の14033.45円となった。東証1部の売買高は21 億737万株、売買代金は2兆2286億円だった。業種別では、パルプ・紙や証券、保険、 銀行、石油・石炭、銀行、海運、電気機器、非鉄金属などの下落が目立ち、全セクタ ーが下落した。 個別では、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>など、メガバンクが売り優勢となっ た。また、三井不<8801>や三菱地所<8802>など、大手不動産株も軟調。その他、決算 発表を受けて、フォスター電<6794>やワタミ<7522>などが大幅下落となった。一方、 JT<2914>など、内需関連の一角が堅調。また、三井物産<8031>は決算内容が好感さ れ後場は一時切り返した。