週明け5日の東南アジア株式市場の株価は、海外資金が流入したにもかかわらず、大半の市場が下落して引けた。クアラルンプール市場とシンガポール市場は約1週間ぶり安値水準で終了。中国の製造業指標が失望させられる内容だったことで、中国経済の成長勢いへの懸念が浮上した。

クアラルンプール市場の総合株価指数<.KLSE>は金融株主導で、0.46%安の1860.54と、終値としては4月29日以来の安値で終了。シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)<.FTSTI>は不動産株主導で0.34%安の3241.60と、こちらも4月29日以来の安値で引けた。