<為替> 4月の米雇用統計が市場予想を大幅に上回ったことを受けて、ドルが主要通貨に対し急上昇した。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は雇用統計の発表後、25ベーシスポイント上がった。その後は0.38%上昇の79.827をつけた。

ドル/円<JPY=>は0.45%上昇の102.79円、ユーロ/ドル<EUR=>は0.38%下落の1.3815ドル。

4月の米雇用統計では、非農業部門の就業者数は前月から28万8千人増となり、21万人増の市場予想を大幅に上回った。失業率は0.4ポイント低下の6.3%と、2008年9月以来5年半ぶりの低い水準となった。市場では第2・四半期に景気回復が進む可能性が示されたとして、米経済に対する楽観的な見方が広がった。