トムソン・ロイター傘下の投信情報会社リッパーがまとめた米国ファンドの資金動向に関する週間調査(4月30日までの週)によると、株式ファンドは42億ドルの流入超となった。

アップル<AAPL.O>やフェイスブック<FB.O>といった企業の決算が堅調となり、センチメントが盛り上がった。流入超の額は3週間ぶりの高水準。

株式ETF(上場投資信託)は26億ドルの流入超。一方、株式投資信託(ミューチュアルファンド)は16億ドルの流入超だった。

ETFは機関投資家、ミューチュアルファンドは主に個人投資家の投資対象とされる。

課税債券ファンドは7億1100万ドルの流入超と、8週間ぶりの低水準にとどまった。

ハイイールド債ファンドは6億3100万ドルの流出超。流出額としては2月以来の大きさとなった。投資適格級債で運用するファンドも7400万ドルの流出超となり、2013年10月以来の流出超となった。