前場の東京株式市場で日経平均は反発。一時132円高となる場面があった。米ダウ<.DJI>が続伸した流れを引き継ぎ、祝日明けの東京市場は堅調に推移。米スプリント<S.N>の決算を受けてソフトバンク<9984.T>が買われ、指数上昇に寄与したほか、ホンダ<7267.T>やトヨタ<7203.T>など自動車株も買われた。

ただ日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとして買いの勢いは鈍く、為替の円高推移も重しとなり、前引けにかけて上げ幅を縮小した。

日銀は金融政策を据え置くとの見方が大勢だが、その場合は大引け後の経済・物価情勢の展望(展望リポート)や黒田総裁会見での先行きに対するスタンスを見極めたいとして後場も投資家の見送り姿勢が続くという。東洋証券・ストラテジストの土田祐也氏は「東京市場はゴールデンウィーク前であることに加え、日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)などイベントを控え、様子見ムードが強い。ボリュームが膨らまない限り、全体が上がるのは難しい」と述べた。

午前8時50分に発表された3月鉱工業生産指数速報は前月比0.3%上昇の101.8となり、2カ月ぶりの上昇となった。ロイターの事前予測調査では前月比0.5%上昇と予想されていたが、発表数値は予想を下回ったため、日本株の重しになったとみられている。