平安保険は2.6%上昇。同社の第1・四半期決算は46%の増益となった。
大同煤業<601001.SS>も10%上昇し、9カ月ぶりの上げ幅を記録した。同社の第1・四半期決算は、利益が10億4000万元(1億6632万ドル)となった。
一方、不動産株は軟調となり、CSI不動産株価指数<.CSICMREI>は0.9%下落した。
香港市場は大幅反発。午後に入り中国株が上昇すると香港市場も終盤にかけ上昇した。中国連合通信(チャイナ・ユニコム)<0762.HK>など通信株が堅調だった。
ハンセン指数<.HSI>は321.36ポイント(1.45%)高の2万2453.89で引けた。同指数は引けまでの1時間で1.2%超上昇した。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)<.HSCE>終値は112.84ポイント(1.15%)高の9882.94。
中国移動(チャイナ・モバイル)<0941.HK>は4.6%、チャイナ・ユニコムは6.4%、それぞれ上昇した。
好決算を受け中国市場で2.6%上昇した平安保険<2318.HK>は1.7%高にとどまった。投資家は同社の信託ファンドへのエクスポージャーを警戒している。