オーストリア紙は26日、業界専門家の話として、独複合企業シーメンス<SIEGn.DE>がオーストリアのリンツを本拠とする子会社VAIメタルズ・テクノロジーズの過半数株式を三菱重工業<7011.T>に売却すると伝えた。
シーメンスはサプライヤーとしての立場を維持するため、30%の出資を維持するという。
同紙によると、シーメンスは5月7日に売却に関する発表を行う。この日にはシーメンスの最新の戦略と、第2・四半期決算が発表される予定。
シーメンスはこの子会社を売却するかどうかのコメントを差し控えた。26日の段階で三菱重からの確認は取れていない。