正午のドル/円<JPY=EBS>は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル高/円安の102円前半。プラス圏に浮上した日経平均株価<.N225>が上げ幅を拡大させると、一時102.49円まで強含んだが、その後はエネルギー不足で伸び悩んだ。
4月の東京都区部消費者物価指数(CPI)は想定内の数字となり、為替市場の反応は限定的だった。
前日海外時間のドル/円は、短時間の間に上下動する場面がみられた。米経済指標が予想を上回ったことを受け一時102.65円まで上昇したが、ウクライナ情勢への懸念が高まり、さらに日米共同声明の発表が延期されるとの報道が伝わると、102.08円まで下落した。その後は持ち直し、102.30円を挟んでもみあった。