24日の日経平均株価は小幅安。日米首脳会談を控えてもみ合っている。午前9時25分時点は前日比16円11銭安の1万4530円16銭。寄り付きは、前日比16円98銭高の1万4563円25銭。前日の米国株式市場が下落したものの、米国で取引時間終了後に発表されたアップルとフェイスブックの決算が良好だったことが支えとなり、小幅続伸で始まった。ただ、首脳会談を控えた様子見ムードに買いが続かず、小幅安に転じた。前日の米国株式市場でNYダウは前日比12.72ドル安の1万6501.65ドルと反落。3月新築住宅販売件数が市場予想を下回り利益確定売りが先行。引け後のアップルやフェイスブックの決算を控えて、手控えムードも広がった。

業種別では、国際帝石<1605、株価 - チャート>、海洋掘削<1606、株価 - チャート>など鉱業、関西電<9503、株価 - チャート>、北海電<9509、株価 - チャート>など電気ガス、トヨタ<7203、株価 - チャート>、ホンダ<7267、株価 - チャート>など自動車が東証業種別株価指数で値下がり率上位。個別では、英バーバリーが高級ブランド「バーバリー」のライセンス契約を見直すと報じられた三陽商<8011、株価 - チャート>のほか、古野電気<6814、株価 - チャート>、ガリバー<7599、株価 - チャート>、LINK&M<2170、株価 - チャート>が東証1部値下がり率上位。14年3月期連結が一転営業減益と報じられたNTTドコモ<9437、株価 - チャート>、前日東証1部に上場した西武HD<9024、株価 - チャート>も軟調。